第26話

約束の日
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2023/07/04 20:41 更新
それからなかなか俺と大ちゃんの休みが会う事もなくて、約束してから1ヶ月がすぎた。その間も、おうちデートしたりキスはしたけど、次の日の仕事とか考えたのもあったし、約束をした事もあって結局大ちゃんとまだエッチはしていない。

そして、今日が約束の日。7人仕事が一緒で明日は2人ともオフ。この予定が決まってから、俺も大ちゃんも明らかにソワソワしていた。収録中も大ちゃんさえ素っ気なくて、大西畑不仲説でるんやないかってくらいに絡むこともなく仕事が終わった。
丈くん
流星、焼肉行こや。
流星
ごめん。今日は無理。ちょっと急いでる。
丈くんの誘いを断った後、先に荷物を片付けて楽屋を出た大ちゃんを必死で追いかけると、大ちゃんはさっきまでと違ってめっちゃ優しい顔で俺を迎えてくれた。
大吾
流星、一緒に帰ろ。
流星
うん。
大ちゃんの車に乗って、助手席から大ちゃんの顔を見ると何かちょっと恥ずかしい。今日、ついに大ちゃんとってそんなことで頭がいっぱいの俺と違って、大ちゃんは真面目な顔して運転している。まぁ、当たり前やけど。
大吾
流星、ご飯どうする?
流星
うーん、軽い方がいいんかな。
大吾
そうなんかな。ごめん、俺もよく分からんくて。
流星
そうよな、よく分からんよな。ごめん。カレー食べて落ち着こう。
大吾
アハハ、カレー食べたら落ち着くんや。
流星
だっていつもの大ちゃんの味やし。
大吾
そうやな、じゃあ頼んどいて。もうすぐ家着くし。
流星
うん。
大ちゃんの家に着いて少しするとカレーが届いて、カレーを食べた後、いつもみたいに動画を見て、いつもと変わらないお家デート。なのにいつもよりドキドキして落ち着かんのは俺も大ちゃんも一緒やと思う。さっきから俺を抱きしめたかと思ったら、急に手を離したり、キスしようとしても何かタイミングが合わなかったり変な感じ。
大吾
流星、そろそろお風呂入ろっか。
流星
うん。
大吾
一緒に入る?
流星
うん。
抱かれたいって思ってたのにいざその時が近づくのがわかると急に不安になる。あれから、男同士のエッチの仕方とか調べたけどやっぱりよく分からないとこもあった。痛いんかなぁとかちゃんと大ちゃんを気持ちよくさせれるんかなぁとか不安は尽きない。
湯船で大ちゃんに抱きしめられながら、この後の事を想像してると大ちゃんが俺の顔を覗き込んできて目が合った。
大吾
流星、ほんまにええんよな?
流星
うん。
大吾
今更やけど、俺が抱く方で流星が抱かれる方でいいんよな?
流星
ホンマ今更やん。俺、大ちゃんに抱かれたいって言うたやん。そっちでしか考えてなかった。
大吾
や、そうかなあって思ってたけど、抱かれる方が負担大きいみたいやし、流星が逆がいいならそれでも俺はいいし。
流星
もう、大ちゃんいっぱい考えすぎ。
大吾
そうよ、この1ヶ月毎日その事が1日1回は過ぎってたもん。
流星
俺も。
大吾
とりあえず、お風呂出よか。
流星
うん。

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