第44話

すれ違いの香り - 김준서
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2026/02/16 13:14 更新



















キャンパスの並木道

ふわっと甘い香りがした。

俺は思わず振り返った

ミルクティー色の髪を揺らして歩く新入生

白いワンピースが春の風に揺れている。



js「……いい匂い」



俺がそう言うと

隣にいたリオが吹き出す。



le「何、急にㅎㅎ」


js 「いや、あの子いい香りだなってㅎ」


le「あぁ、あの子ね?新入生で話題の子だよ。」


js 「そうなの?なんて子?」


le「たしかあなたちゃんっていうらしい、美人で可愛くて優しくてスタイルも完璧なんだって」



でも俺はは、名前だけ知れれば

後の情報どうでもよかった

ただ、目が離せなかった。








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数日後

また同じ場所で彼女を見つけた。

胸が妙にうるさい…



js「……あの」



振り向いた彼女は、想像より落ち着いた声で

ミルクティ色の髪を靡かせ

あの時の匂いも香る



『はい?』



可愛い顔からは想像できない

少し低めで大人っぽい声。

その瞬間、確信した

やっぱり俺は恋に落ちていたと



js「俺、三年のジュンソ。よかったら…カトク、交換しない?」



彼女は少し驚いて、それから優しく笑った。



『いいですよㅎ』



その可愛らしい笑顔だけで、胸がきゅっとなる。







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その夜。

俺はベッドの上でスマホを握りしめていた。



《金曜、ご飯でもどう?》



すぐに返事が来る。



《いいですよㅎ》



短い文なのに、何度も読み返してしまう。



《じゃあ俺が計画立てるから。当日は可愛くしてきてねㅎ》


送ってから、恥ずかしくなる


《わかりましたㅎ》


その日、全然眠れなかった






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金曜日。

リオに散々からかわれながら待っていると——



le「来たよ」



振り向いた瞬間、息が止まる。

淡いワンピース

綺麗に巻かれたミルクティー色の髪

そして、あの香り。



js「……可愛い」



無意識に漏れていた。


リオが先に「こんにちは、あなたちゃん」と握手をする。

その手を見るだけで、胸がもやっとした。



js「リオ、また来週!」



思わずあなたちゃんの手首を軽く引いてその場を離れる。

少し走って、ようやく足を止めた。




『なんで急に走ったんですか?』



そりゃあそうだ

急に走るなんて不思議すぎる

そして俺は苦笑いしながら言った



js「……ちょっとだけリオに嫉妬した。こんな可愛いあなたちゃん、見せたくなくてㅎ」



彼女の頬が、ふわっと赤くなる。

その表情でまた心臓が跳ねた。





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ご飯屋さんにつき

何を頼むか迷っている彼女を見て

俺は二つとも注文した。



『え、いいんですか?』


js「うん。どっちも食べたい顔してるからㅎ」




照れてうつむく姿が愛おしい

話は自然と、なぜ誘ったのかに移った。



js「初めて見た時、可愛いって思った。でもそれ以上に…匂いが忘れられなくて」


『匂い、ですか?』


js「うん。なんか、落ち着く匂い」



彼女は照れたように笑う。



『私も友達から聞いてましたよ。三年にかっこいい先輩いるってㅎ』



今度は俺が照れる番だったㅎ






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帰り道

偶然にも家が近いと分かる



js「じゃあ今度から一緒に学校行こう」


『はいㅎ』




夜風が少し冷たい。

そんなこんなで彼女の家につき

家の前で立ち止まる。




js「またね。月曜連絡するㅎ」



そう背を向けた瞬間。



『ジュンソさん!』



振り返ると、玄関の前で少し赤くなった彼女。



『今日はありがとうございました。その…楽しかったです…ㅎ』



胸がぎゅっと掴まれる。



『また今度行きたいです…お、おやすみなさい!』



慌てて家に入る姿を見届けながら

思わず笑ってしまう。

こんなに胸が苦しくて、甘いなんて

夜道を歩きながら、俺は確信する

——これはもう、片想いじゃ終われない。

スマホを開く。



《あなたちゃん、今日はありがとう。月曜迎えに行くねㅎ》



送信ボタンを押した瞬間

胸の鼓動がまた速くなった。

春の夜は、まだ始まったばかり。












end____






まだ冬なはずだけど

書きたくてごめんなさい🙇‍♀️



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