第10話

過去
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2025/09/06 04:01 更新



私が鬼殺隊に入った理由はただ1つ





"鬼に殺された姉の仇をうつため"





だけど私はお姉ちゃんが大っ嫌いだった



ねえ!!あなただけなんでさいい着物着てんの!?




姉は顔を真っ赤にして私に言った





あなた
え、、なんでって…お姉ちゃんのとそんなに変わんないよ?
なにそれ!!
私のこと見下してんの?!
あなた
見下してなんかないよ!!
 
私は必死に姉の言っていることを否定した






もちろん見下してなんかない






この着物も、親が買ったもの





私よりあなたの方がなんでもできるからでしょ?!

あなた
そんなことない違うよ!!

あんたは自分の立場がそうだから
そう見えるんでしょ!!
私の事が!
あなた



何もいい返せなかった





私は姉より運動神経も良くて、学力も高い方





親から私の方が気に入られて、着物もすごく可愛らしいものだった





そんなある日、私の姉は鬼に殺された





両親と私は出かけていて、姉だけが、家に置いてかれた





毎日姉に憎まれ、たまに着物も姉にとられたりしていた





だから初めは鬼に殺されて当然だと思っていた





初めだけは




あなた

あなた
…なに?

その髪飾り、かわいい

あなた
…ありがと




珍しく姉が褒めてくれた日に姉は殺された





ずっと、大っ嫌いだったのに




今思うと、ずっと大好きだった
あなた



姉の事を思い出したら涙が出てきた



あなた
…グスッ



不死川実弥
…おい、何泣いてんだよォ




振りかえると不死川さんの姿があった





きっともう北側の鬼は全滅させてきたんだろう





あなた
…不死川さん?

不死川実弥
…ったくどうしようもねぇなァお前は

不死川実弥
鬼にでも虐められたのかァ?

あなた
いや!虐められてないです
あなた
泣いてるのは鬼に殺された姉の事を思い出しちゃって


不死川実弥
…そうかァ
不死川実弥
とにかく、南側も鬼全滅させたなァ?
あなた
はい!



私は突然不死川さんに言われて、柱なんだから
もっとちゃんとしないとって、改めて思う





不死川実弥
なら、早く戻るぞォ
あなた
ですね!!




私は涙を拭って、不死川さんと戻る




不死川さん、怖いイメージだったけど優しい人でよかったっ…




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