私が鬼殺隊に入った理由はただ1つ
"鬼に殺された姉の仇をうつため"
だけど私はお姉ちゃんが大っ嫌いだった
姉は顔を真っ赤にして私に言った
私は必死に姉の言っていることを否定した
もちろん見下してなんかない
この着物も、親が買ったもの
何もいい返せなかった
私は姉より運動神経も良くて、学力も高い方
親から私の方が気に入られて、着物もすごく可愛らしいものだった
そんなある日、私の姉は鬼に殺された
両親と私は出かけていて、姉だけが、家に置いてかれた
毎日姉に憎まれ、たまに着物も姉にとられたりしていた
だから初めは鬼に殺されて当然だと思っていた
初めだけは
珍しく姉が褒めてくれた日に姉は殺された
ずっと、大っ嫌いだったのに
今思うと、ずっと大好きだった
姉の事を思い出したら涙が出てきた
振りかえると不死川さんの姿があった
きっともう北側の鬼は全滅させてきたんだろう
私は突然不死川さんに言われて、柱なんだから
もっとちゃんとしないとって、改めて思う
私は涙を拭って、不死川さんと戻る
不死川さん、怖いイメージだったけど優しい人でよかったっ…












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。