バロック・ワークスのとある夜。
ボンクレーの強い要望により、ノアとロビンを招待して【女子会(?)】が開かれることになった。
ボンちゃんがド派手なピンクのクロスをテーブルに広げ、軽食を並べる。(甘い物は夜だからということで断念したらしい。)
ノアはクッションに座りながら遠い目をしており、対面のロビンはワイングラスを片手に、くすりと笑っている。
ボンクレーの勢いに押され、ノアは「はぁ……」とため息をついたが、すぐに吹き出した。
ちなみにロジャーは「女子会には男は入っちゃいけない」と言われたので締め出した。
ロジャーは恋愛話を肴に酒を飲む男だった。
ノアは頭の隅でロジャーのことを考えつつ、ボンクレーの差し出した紅茶を受け取る。
ノアが首を傾げると、ロビンがクスッと笑う。
ボンクレーが大きく頷く。ロビンは微笑んだまま、紅茶を一口飲んだ。
ボンクレーが大きく身を乗り出した。ノアは少し考えてから、答える。
そんな感じで女子会は続いたのであった……。
女子会が終わった後、ノアは自分の部屋へと戻った。
ロジャーはそんなノアの様子を見て、興味津々に尋ねる。
ノアは半目になりながら答える。
ロジャーは 「ケチだなぁ!」 と不満げに言いながら、ふと何かを思い出したように呟く。
その言葉にノアは少しだけ驚く。ロジャーの記憶が少し戻ったのかもしれない。
ロジャーのツッコミに、ノアは 「あはは!」 と笑いながら、楽しかった女子会を思い返すのだった。

















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!