麗日「な、なな…何事だあ〜!?」
帰る支度をしていると、麗日さんの驚く声が教室中に響いた
気になって彼女の見ている方向を見ると、扉の前には沢山の人だかりができていている。
まるで見世物…というか、見に来てるんだろうな。襲撃事件にあったクラスとか普通に気になるよね
朝日「あなたは久しぶりに家に帰るよね。何すんの?」
そんなことも気にせず、まるでこの人だかりが見えていないかのように堂々と話す朝日を見ると、本当に同じ親から産まれたのか疑ってしまう。
でも確かに、家に帰るのは久々だし…
あなた「うん…とりあえず早く帰りたい、けど」
爆豪くんの発言で多少は減ったけれど、まだ人いっぱいだしな…
なんて思っていると、いつの間にか朝日は麗日さんたちの方へと向かって歩いている
…何だかとっても嫌な予感。
その当たって欲しくもない嫌な予感は見事に当たってしまい、朝日は人だかりに向かってこう言った。
朝日「ブスが群がってんじゃねぇよ。」
朝日「顔も実力も俺以下なんだから、大人しく家帰って自分磨きしとけ」
顔と実力はともかく、性格は一番屑だけどね。
大胆不敵な発言に批判が飛び交うかと思いきや、皆顔だけはいい朝日に何も言えないのか気まずそうに帰っていく
朝日「帰ろーぜ、あなた」
あなた「あぁ…はいはい。」
もう何を突っ込むのも今日は面倒臭いので、大人しく朝日に着いていくことにする。
すると、先程爆豪くんと話していたと思われる人物に呼び止められた。
「…待って
二人とも、俺の事覚えてない?」
振り向くと、私ら双子はその顔を見て驚きと興奮で心臓が高鳴った。
朝日「お、おまっ…」
うっそ…私、つい数時間前に君のこと思い出してたばっかだよ?
まさかこんなにすぐに会えてしまうとは、
あなた「…心操くん?」
心操「久しぶり。二人とも」












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。