第60話

54.チーム
68
2026/05/09 06:01 更新
場地が階段を辛そうに登っている
後ろにはすやすやと寝ているマイキーが
場地圭介
ハァ…やっと着いたぁ…
羽宮一虎
はいビリ
先に来ていた組はサッカーをしていた
三ツ谷隆
おっそ
場地圭介
しょうがねぇだろ!
場地圭介
こいつ爆睡してたんだぞ!ずーっと!
三ツ谷隆
はい言い訳ー
羽宮一虎
見苦しいぜ!
場地圭介
なんでだよ!!
場地圭介
つーか…1番最初に来たやつは誰なんだ?三ツ谷か?一虎か?
そう場地は尋ねると三ツ谷は首を横に振る
三ツ谷隆
ほらそこにいるぞ
沖花凛
…?
凛は両手でスケッチブックを広げて鉛筆で木を模写していた
沖花凛
あれ場地…
沖花凛
それにみんな…居たの?
龍宮寺堅
居たのって…なんか傷つくな
沖花凛
えへへ…ごめんごめん
沖花凛
スケッチしてたらさ気づかなかったよ
凛はそう気まずそうに笑う
三ツ谷隆
…///
三ツ谷は顔を赤らめながら凛の顔を見る
場地圭介
(相変わらず…三ツ谷は凛に夢中だなぁ)
そう三ツ谷の事をじっと見ていると
佐野万次郎
ん…着いた?
龍宮寺堅
みんなに話ってなんだよマイキー
ドラケンはそう言う
皆は各々立ったり座ったりしていた
佐野万次郎
黒龍ブラックドラゴンってチーム知ってる?
三ツ谷隆
めちゃくちゃひでえヤツらって噂は聞くよ
沖花凛
確か3個上だったよね
佐野万次郎
うん
マイキーは小さく頷く
一虎は不安そうに俯く
佐野万次郎
なんで相談しねぇんだよ一虎
マイキーにそう呼ばれると一虎は顔を上げる
佐野万次郎
場地に聞いたよ
佐野万次郎
お前黒龍と1人でやり合ってんだろ?
マイキーがそう言うと一虎はまた俯き出す
三ツ谷隆
えっ…一虎が黒龍と?ウソ…
林田春樹(ぱーちん)
確かに一虎の地元って黒龍の縄張りか
龍宮寺堅
なるほどね
沖花凛
…マイキー
沖花凛
まさか黒龍とやり合う気?
凛は顔を傾けるとマイキーは座っていた場所から飛び降りる
佐野万次郎
そう
佐野万次郎
黒龍はでけぇ族だ…やるからには大義名分が欲しい
そう言うと場地が立ち上がる
場地圭介
俺に案がある
場地圭介
俺らでチームを作るんだ
林田春樹(ぱーちん)
え?
沖花凛
へ?
羽宮一虎
チーム?俺らで?
場地圭介
あぁ
パーちんと一虎は顔を合わせる
龍宮寺堅
へぇ面白そうじゃん
場地圭介
それぞれのポジションも決めてある
場地圭介
総長は天上天下唯我独尊男
マイキー
佐野万次郎
褒めんなって
場地圭介
副総長は頼れる兄貴肌ドラケン!
場地圭介
総長代理兼部隊編成管理者は面倒見のいい凛!
場地圭介
みんなのまとめ役三ツ谷に親衛隊を任せる
場地圭介
旗持ちは力自慢のパーちん
場地圭介
俺とお前は特攻隊だ一虎
そういばるように一虎へ近づく場地
沖花凛
(僕だけ仕事多い…三ツ谷君にたまに手伝ってもらおうかな)
羽宮一虎
…でも
羽宮一虎
いいのかな?そんな簡単に
佐野万次郎
チーム名ももう決めたし
マイキーはくるりと後ろを向く
場地圭介
えっ何?何?
佐野万次郎
東京万次郎會だ!
一同「ダッセ」
龍宮寺堅
あ…まぁ名前はともかく
龍宮寺堅
チーム作んのは賛成だ
佐野万次郎
え?ケンチン?
沖花凛
僕も賛成
沖花凛
名前は…後で作ればいいもんね
佐野万次郎
え?凛?
三ツ谷隆
確かにチームがあれば
三ツ谷隆
黒龍とケンカする大義名分もできるしな
三ツ谷隆
名前はともかく
佐野万次郎
酷いっ!!!
林田春樹(ぱーちん)
チームかぁドキドキすんなぁ
林田春樹(ぱーちん)
名前はともかく
佐野万次郎
うぅ…てめぇら!!!
怒ったマイキーは涙目になりながら後ろを向く
場地圭介
これで決まりだな

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