前の話
一覧へ
次の話

第1話

プロローグ
502
2024/05/13 12:45
あなた
     カキカキカキカキ



あなた
お父様、できました




ここが間違っている
こんな簡単な問題でミスをしてどうする
見直しはしたのか?
いや、見直しをする前から正解を書け
それと今回は時間がかかりすぎじゃないか?
たった20問だぞ
それもとてもとても簡単な20問だ
こんな事も出来ないのか?お前は
あなた
ご、ごめんなさい…
そんなに怒らなくても良いじゃないの
あなた
お母様…






























“こいつは元から出来損ないなんだから”
あなた
…ッッ……
それもそうだな
あなた
っあ…
襟を掴まれ、引きずられる
あなた
いや…ッ、やめっ、許してください…ッッ
あそこお仕置部屋にだけは……ッッ!
お前が出来損ないなのが悪い



『さっさと俺らの息子らしく価値のある人間完璧な人間になったらどうだ?』
あなた
 っは…
あなた
はぁ、はぁッ、はぁ
なんだ、夢……か…











あなた
…っ、
あなた
……ダメだ、
あなた
もっと、
あなた
もっと、努力…して、



あなた
価値のある人間に…ならなくちゃ、

もっと賢く、もっと強く…
ワース・マドル
はぁ……
ワース・マドル
こんなんじゃ……足りねぇ…
ワース・マドル
こんなんじゃ…認めてもらねぇ…
もっと、努力しねぇと…










































あなた
(どうして、俺ばっかり…)
ワース・マドル
(俺は…いつになったら、)









《あぁ……》








《この気持ちを理解してくれる奴は…居ねぇのかな…》





❖あなた・あなたの名字
❖イーストン魔法学校のレアン寮2年生
❖親(特に父)から言われてきた『 価値のある人間完璧な人間』になる為に努力している
❖二線魔導師
❖サモンズまで使用可能
新作です.ᐟ‪
皆さん良ければ⭐️お気に入り登録 ♥️いいね+👤フォローよろしくお願いします!
今ほぼ同時進行で本垢の方でも活動させてもらっています
本垢の名前は『梟lemon』です。
良ければ覗いて見てくださいね(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)



【価値のある人間に___】
𝚂𝚃𝙰𝚁𝚃>>

プリ小説オーディオドラマ