第20話

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2024/05/03 15:00

マッシュ・バーンデットはアベル様の元へ行った。

多分、大丈夫だろうと思い、アビス先輩を探した

彼奴が来た方向は…確か…アビス先輩が…
あなた
…!アビス先輩?
アビス・レイザー
えっ…あなたの下の名前(カタカナ)さん…?な、何故ここに…

そこには倒れ込んでいたアビス先輩がいた。
話しかけると体を起こし、何故か少し天井を見ながら話てくれた
あなた
…え、先輩それって
アビス・レイザー
えっ…あ、…

起き上がった先輩の目を見ると…


悪魔の目イヴル・アイ…?

アビス・レイザー
…す、すみません。こんな目を見せてしまって
あなた
えっ…い、いいですよ!隠さなくてて大丈夫ですよ…?
アビス・レイザー
マッシュ・バーンデットと同じこと言うですね…

えっ…どういうこと…マッシュ・バーンデットって何だ心優しいのか?

それより…アビス先輩がイヴル・アイの持ち主だったなんて…

でも、確かに右目は見たことは無かった…
いや、ここは先輩に、大事なことを伝えなきゃ
あなた
いや…だって、別にイヴル・アイだからって私はなんとも思いません!
あなた
だって、アビス先輩だって私の事、認めてくれたじゃないですか…こんな不出来な人間でも…!
アビス side
アビス・レイザー
あなたの下の名前(カタカナ)さんも本当に優しいですね…ありがとうございます、
何故、こんなに優しくしてくれるのでしょう…

私は嫌われて当然の筈…そして、あなたの下の名前(カタカナ)さんは価値のある人間を目指しているというのに私を許してくれた

あなたの下の名前(カタカナ)さんも心が優しく純粋なのでしょう…。

これはアベル様が惹かれて当然だ。

私は、間違いなくあなたの下の名前(カタカナ)さんの言葉で心が少し落ち着いた。

アベル様が少し羨ましい…。
私は貴方とあまり関われない…。

…いや、何て事を考えているのでしょう私は。

アベル様がもしかしたら想いを馳せている女子に…

いや、それよりアベル様の方はどうなっているのだろう…もしかしたら…

あなたの下の名前(カタカナ)に少し任せるしか…
アビス・レイザー
でも、あなたの下の名前(カタカナ)さん、マッシュ・バーンデットは予想以上に手強いです…
アビス・レイザー
アベル様の元へ向かっていただけませんか…
あなた
えっ…マッシュ・バーンデットってそんなに…
アビス・レイザー
…はい。もしかしたら…
あなた
わかりました…行ってきますね
アビス・レイザー
……すみません…ありがとうございます。

…あなたの下の名前(カタカナ)さんの様な人にアベル様は惹かれて当然ですね…

私だってアベル様の想いを大事にしたい…
それなのに…何故こんなに鼓動が早くなってしまったのでしょう。

ごめんなさいアベル様









_____私も彼女に惹かれてしまいました


いや、本当は初めて見た時からそうだったかも知れません…

私は、どうすればいいのでしょう

でも、今はアベル様の無事を願いましょう……そして私も早くあちらに行かなくては…

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