第30話

Daily📗P24
411
2025/01/01 11:00 更新
ベルモット
やっぱり貴方……


アラック
アラック
ん?





組織の任務を終え

近くのバーで休憩している所だった





ベルモット
最近寝れていないでしょ
クマが酷いわよ








アラック
アラック
あー、やっぱり分かる?
アラック
アラック
一応コンシーラーで隠したんだけど








ベルモット
せっかく綺麗な顔してるのに
どうしたのよ、







アラック
アラック
最近、不眠症気味なの
アラック
アラック
市販の薬飲まないと寝られないんだよね








ベルモット
忙しいの?






ヒヤッと冷たい指が顔に触れる






アラック
アラック
分かってるでしょ
言わせないで………
アラック
アラック
ベル姉さんに分かりっこない







ベルモット
ごめんなさい、アラック
ベルモット
それでも
いつまでも引きずっていてはダメよ






頬に触れていた手が今度は頭に振れる

優しく撫でながらベル姉さんはもう一度

「ダメよ」とつぶやく





アラック
アラック
うん、分かってる







分かってない

分かれるはずがない


それでも、任務に支障を来すのはいけない






だから私は自分に言い聞かせた

アラック
アラック
大丈夫だから








ベルモット
無理だけはしないでね
私の可愛いKitty







「Chu 」と私の額にキスをした







アラック
アラック
うん、











ーーー






アラック
アラック
ふぅ、さてと



パソコンの前に座り

任務前にしていた作業を再開する










そういえば

お兄ちゃんコナンのメガネにつけた盗聴器が壊れた







小五郎さんに来た依頼で京都に行った時に

なんか色々あったらしい、




知り合いが誘拐されて殺人事件が起きてとか何とか


また戻ったらしくて哀に怒られてたのは見た












パソコンの画面に視線を戻す

予想外では無かったけど、イラついてくる








アラック
アラック
……やっぱり、クソっ








ーーー







ジン
どうした?








アラック
アラック
調べたら
ヨーロッパ方面に回してる
試薬品017の数が前と後で合ってない
アラック
アラック
ここの管轄の取引組織だね
アラック
アラック
上手く配置してる、
普通なら気づけない






試薬品017…覚せい剤のような物だ






ジン
チッ、すぐに向かわせる






アラック
アラック
話を最後まで聞いて、
アラック
アラック
彼奴らをバラす前に抜き取れるだけ
情報を抜き取っておく
アラック
アラック
他にも何かしてるかもしれない






アラック
アラック
ほら、最近名を挙げてる名無しの子
噂だと誰でもいけるとか








ハニートラップの達人とか何とか噂で聞いた





そういう話しをすると兄さんは顔をしかめるけど

今は任務の話をしてる、





私は無垢な学生なんかじゃなくて組織のメンバーだ







アラック
アラック
あの子合わせて2〜3人向かわせて








ジン
分かった、
ウォッカを通して向かわせる









アラック
アラック
そしたら後は好きにしていいよ
でもバラすなら名有りでお願い








ジン
大丈夫だ、
俺が直接行ってやる
ジン
はッ、
彼奴らの面を見るのが楽しみだな








アラック
アラック
ふふっ、








ジン
どうした、







アラック
アラック
ううん、兄さんの
そういう顔好きだなーって
アラック
アラック
かっこいい、





へらっと微笑むと

兄さんが近づいてきて私を抱き抱えた





アラック
アラック
???







そして「ポイッ」っとベットに投げ飛ばされた

そこまで強くは無いけどポイッとはされた


お互いに仕事モードから切り替わる







ジン
任務の話は分かったから
ジン
お前はもう寝ろ








アラック
アラック
あー………、





兄さんにも心配かけてたっぽい、





アラック
アラック
ごめん、兄さん
引き出しから睡眠薬………取って







ジン
……
はぁ、待ってろ






あんまり、兄さんの前で弱りたくない

兄さんは辛そうな顔する


そんな顔は見たくないし、させたくないと思うから






ジン
ほら、







アラック
アラック
ん、ありがと





私が睡眠薬を飲んでいると


兄さんは帽子とコートを脱ぎコートラックにかけた





アラック
アラック
んふふふ、嬉しい
アラック
アラック
待って、だめニヤける










ジン
ふっ、ほら目閉じろ






兄さんは手で私の目を覆い布団をかけてくれる






アラック
アラック
明日、行く時は起こしてね








ジン
用事は無いから心配いらない








大丈夫だ、と言いながら兄さんは私の布団に入る








アラック
アラック
えへへへ、ふふっ








ジン
うるさい、寝ろ
ジン
いい加減にしないと出てくぞ







アラック
アラック
寝ます、寝ます


アラック
アラック
ふふ、おやすみ兄さん








ジン
あぁ、







アラック
アラック
(  幸せだ  )





皆様、あけましておめでとうございます


今年もよろしくお願いします

プリ小説オーディオドラマ