俺は前世、「ツイステッドワンダーランド」をプレイしまくっていた男子高校生だった。
推しは「レオナ・キングスカラー」だ。
そんな俺はある日不慮の事故に遭い、俺の人生は幕を下ろした。
目が覚めると、やけに神々しい場所にいた。
そして俺の目の前に「神」と名乗る者が現れた。
そいつが言うには、俺が死んだのは新人のミスらしい。
神は、「こちらの不手際ですので、お詫びに貴方が行きたい世界を選んでください」
と言っていた。
俺は、「ツイステッドワンダーランドの世界でお願い」と言った。
それで扉が現れて、俺はその扉を開けたのだが·····
誰がレオナ・キングスカラーに成り代わるって想像したよ??
しかもレオナが幼い頃の姿になってた。
でも推しに成り代わるのは嫌ではない。
むしろ最高。
自分で言うのもなんだが、レオナの次くらいに頭は良かった方だ。
運動神経、反射神経もいい。
だが、不満はあるにはある。
それは、王宮の従者達の陰口なんだ!
ツイステのメインストーリー第2章でレオナの回想に出てきた従者達を知っているか?
それで俺さ、レオナのオバブロの原因ほぼコイツらのせいでもあるだろって思ったわ。
なーにが「第一王子のファレナ様はあんなに朗らかでいらっしゃるのに、何故第二王子のレオナ様はあんなに気難しくていらっしゃるのか····」だ!💢💢
とあるアニメキャラの言葉を借りるとするなら、
「俺が弱くなった所で別にオマエが強くなったワケじゃねぇだろうがよ、あぁ!?」
って言いたかったんだけど、更にレオナの立場が悪化するのも良くなかったので心の中で中指立てて言ってやった。
······レオナは、あんな言葉をずっと聞いてたんだ。
兄と比較されるような言葉を····
兄のファレナは確かに優しい。優しい奴なんだが、俺はあまり好きではない。
自分より優れてる奴に慰められると、皮肉めいたように聞こえるみたいな感じだ。
言っておくが人を殴るとか物を投げるとかじゃねぇからな。
俺の場合は好きな事してストレスを減らす。
レオナの自室
俺の趣味は、音楽だ。
俺は、「絶対音感」というのを前世の頃から持っている。
それが何故今世にも受け継いだのかは分からない。
俺は前世で子どもの頃から音楽が好きで、趣味で自分の曲を作る事もあって、将来曲を作る人になりたかった。
まぁ、なれなかったけど·····
けどひとつ心配な事がある。
黒い馬車来なかったらどうしよう。
王子だと分からないようにローブを着て、財布と袋持って、こっそりと王宮抜け出して、外の世界へ!













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。