第34話

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2026/06/21 11:00 更新

それからはそれぞれの場所で忙しい日々を送っていた。

気づけばあっという間に3ヶ月くらいが過ぎている。

私は今ワールドツアーで海外にいて、
韓国とは少し時差がある国にいる。


ジアハオは、言っていた通り頻繁には連絡して来なかった。

1週間に1回来るくらい。
(なまえ)
あなた
(…もうちょっとくれてもいいのに)

なんて思う気持ちは、そっと胸の奥にしまい込む。




コンサートが終わったその日、

ホテルに帰ってすぐシャワーをして、

そのままベッドに倒れ込む。
(なまえ)
あなた
疲れた〜…

疲労でこのまま寝そうになっていると

突然スマホの通知音が鳴る。

ぼんやりしたまま手に取って、画面を見た。


するとそこには、ジアハオの名前。


一気に眠気が飛ぶ。

ジアハオ
ジアハオ
[あなた、今大丈夫?]
(なまえ)
あなた
[うん、ホテルで寛いでるよ]

迷うことなくすぐ既読をつけて、返信する。

またいつもみたいに挨拶程度で、すぐトーク終わっちゃうかな

なんて思っていたのに

ジアハオ
ジアハオ
[声聞きたいって言ったら、迷惑かな。]


そんなメッセージが来て、心臓が跳ねる。

(なまえ)
あなた
……

その言葉に、少し迷った。

でも結局、自分の気持ちに抗えない。
(なまえ)
あなた
[ううん、迷惑じゃない]
(なまえ)
あなた
[いいよ]

そう送るとすぐ、着信画面になる。

通話ボタンを押して、スマホを耳に当てた。

ジアハオ
ジアハオ
〈久しぶり、元気?〉

すると、優しい声が耳の奥に響く。

その声だけでなんだか安心した。

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