クソなせかいにたいしておもうこと

スタートラインはみんな同じ。 それはどんな分野でもそう。 でも、過半数が「自分はスタートラインに立ってる」ことすら気づいてない。 私だってそう。 「楽しいから」やってただけで、絵師になりたいなんて思ってもいなかった。 2022年1月4日、初めてめめ村のイラストを描いた。 その辺にあった紙に、ボールペンで拙いながらもファンならギリギリ誰を描いているか分かる線を引いていく。 立ち絵を調べて、液晶画面の上に紙を置き、シルエットをトレスする。まだトレスの概念も知らなかったけれど。 素人がペンで色を塗って残るものは、当然醜い物体。 小三がどや顔で下手な絵を見せに来るのは、当然ただただ苦笑いされるだけ。 しかもその後その絵を気にいってどこにでも持ち歩いていたら、塾でポケットの中身が漏れて別の子に絵を見られ、馬鹿にされた。 「お前絵結構上手いんだなw」と鼻で笑われた。 そこで私はガチギレした。多分人生初のガチギレ。 それから私は怒りを原動力にただひらすら自由帳を埋めまくった。 馬鹿にしてきた奴らを見返してやりたかったから。 でも今思うと、絵を上達させる手段を知らない内に出来ていたのは運が良かったと思った。 もしこの時何もしていなかったら、どうなっていたのかはわからないけど。 そして飽きっぽい私が初めてずっと続けたものが、イラストになった。 4年生になって馬鹿にしてきた3人のうち2人は別のクラスにいって、会わなくなった。 でも一人は残ってる。なんならその残った人は学校が同じで、今も会ってる。 そいつは最近でも「変な絵だなw」とは言ってくるけど、怒りは湧かなくなった。 今は応援してくれるフォロワーさん、褒めてくれる同級生、そして大好きなネッ友がいるから。 期待を応えるため、そして自己満足のために。 これからもずっと描き続ける。 そしてここでは、れみんとの絵の成長を観て頂きたい。 ここに残ってる作品は4年生の最後くらいからのものしかないけれど、成長を観てもらうには十分な資料だと思う。 私は、「何でもある程度はできるけど、それぞれの分野で他の人より大きく凄い才能は持っていない」んだと思う。 全部ちょっとかじれば平均よりちょっと上くらい。 それでもいろんな分野を選べはする。 それで私はイラストと歌を選んだ。 その2つを伸ばして、いつか知らない人を笑顔にさせたい。 そして誰かを救いたい。