第12話

  11 ⌇ episode
411
2026/02/28 13:14 更新



   ゛ 赫 視点 ゛


   家に帰ってからも 繰り返される 。


   ゛ いるま と話してる時 俺は ─── ゛

   ゛ あなたの下の名前 は 俺の事 どう思ってるんだろ ゛


   何度も考えて 結局寝れなくなる 。


   こういう時は いつも いるま が話を
   聞いてくれたっけな 。


   discord の 履歴を見て胸の奥が熱くなる 。


   夜の風と現実が 頭を冷やしてくれる 。


   ゛ … 俺 、焦ってた だけだな ゛



   夜が深くなるにつれて 、
   少しずつ 気持ちが整理されて行く 。


   ゛ 昨日の俺は 逃げてただけだ ゛

   ゛ でも … 今日なら笑って歩ける気する ゛


   そう考えた時 、
   胸の重さが少しだけ軽くなった 。 


赤瀬 凪都
 ( 明日は … 普通に戻ろう ) 



   自分でも 驚くほど 素直になれた気がする 。



   ゛ あなたの下の名前 視点 ゛


   玄関を出た瞬間 心臓が跳ねる 。


あなた
 ( … 今日 なつ に会うよね 、どうしよう … ) 



   避けたいわけじゃない 。

   むしろ 昨日のままにしたくない 。



   昨日 帰ってからもずっと考えてて


   スマホの検索欄には 、


   『 幼馴染 喧嘩 原因ランキング 』

   『 友達と仲直りする方法 』

   『 楽しそうに笑う方法 』


   そんな 言葉でいっぱいになっていた 。



   顔を合わせた瞬間 、
   変な空気にならないか 心配で 。



   そんな時 、


赤瀬 凪都
 おい 、あなたの下の名前 



   後ろから呼ばれた私の名前 。

   聞き慣れた 、ずっと隣にあった声 。



   振り向くと なつ が立っていた 。


   ポケットに手を突っ込みながら 、
   制服はいつもにみたいに 着崩れていて 、
   でも 視線は逸らさなかった 。


赤瀬 凪都
 おはよ 

あなた
 おはよう 、なつ 



   一応笑ってみたけど 、
   上手くできた自信はない 。


   なつ は少し近付いてきて 、
   小さく息を吐いた 。


赤瀬 凪都
 昨日さ 変な感じになってたの 、 
 わかってる

あなた
 … うん 

赤瀬 凪都
 あなたの下の名前 が悪いとかじゃねぇよ 。 
 俺が勝手に モヤモヤしてただけ 



   “ モヤモヤ ”

   なつ がそんな言い方をするのは珍しい 。


   私は思わず なつ の顔を じっ と見てしまう 。


   その視線に気付いたのか
   なつ は顔を逸らした 。


赤瀬 凪都
 … 嫌だったんだよ 、なんか 



   声が少し低い 。

   怒ってる訳じゃなくて 、
   自分の気持ちの正体を探っているような声 。


あなた
 私 、何かしちゃった ? 



   恐る恐る聞くと
   なつ は少し睨むようにして 、


赤瀬 凪都
 あなたの下の名前 じゃなくて … 俺の問題 



   その言い方には 、
   私に気を遣って距離を置こうと
   している感じがした 。


   だけど そのあと 。


   なつ は急に1歩近付いて 、
   距離が “ 幼馴染 ” に戻った 。


赤瀬 凪都
 今日 、いつも通り一緒に行くぞ 



   言い切る声だった 。

   迷いも遠慮も無い 、昔からの声 。


あなた
 … 昨日のこと 、 
 ほんとに 気にしてないから … 



   私が口を開くと 、

   なつ は少しだけ照れたように
   眉をひそめた 。


赤瀬 凪都
 気にしすぎてんの 、そっち 



   図星すぎて 言葉が出なかった 。


   確かに 気にしすぎてるのかもしれない 。

   そんな簡単に友情は崩れない 。



   なつ はポケットから手を抜いて 、
   私の髪を ぐしゃっ と軽く撫でた 。



   それは幼馴染としては
   当たり前の仕草なのに 胸が少し煩くなる 。


赤瀬 凪都
 ほら 、行くぞ 。遅刻する 



   そんな風に言って歩き出す
   なつ の後ろ姿を見て 、

   あぁ 、やっと戻れた ───

   少しだけ そう思った 。


   完全じゃない 。

   まだ昨日の名残が胸の奥にある 。


   でも 、


   ゛ 修復のはじまり ゛

   って 言葉が ピッタリの朝だった 。



あなた
 なつ ってほんと 女心分かってないよね ~  

赤瀬 凪都
 は 、なんで 

あなた
 前髪崩れちゃうでしょ 

赤瀬 凪都
 そんなん 、前髪あってもなくても 、
可愛いやつは 何も変わんねぇだろ 。

あなた
 … え 、私は? 

赤瀬 凪都
 … 知らね 。そうなんじゃね 

あなた
 … は 、 

赤瀬 凪都
 ほら 、遅刻するし 走るぞ 

あなた
ちょっ 、置いて行かないで ᵎ


   照れ隠しする二人の頬が淡く紅色なのは 、
   お互い気付くことのない思い出 。



 ゛ 交換宣伝 ゛



 ff様 の 小説です ✋🏻🤍
 登場人物さん達が とてもメロくてカッコよくて 😙💞
 とっても 尊敬してます 🕊️
 この方の小説 ぜんぶ 愛読してますので 👈🏻👈🏻
 大推薦なので 是非行ってね 😉😉😉

れおな
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