゛ 赫 視点 ゛
家に帰ってからも 繰り返される 。
゛ いるま と話してる時 俺は ─── ゛
゛ あなたの下の名前 は 俺の事 どう思ってるんだろ ゛
何度も考えて 結局寝れなくなる 。
こういう時は いつも いるま が話を
聞いてくれたっけな 。
discord の 履歴を見て胸の奥が熱くなる 。
夜の風と現実が 頭を冷やしてくれる 。
゛ … 俺 、焦ってた だけだな ゛
夜が深くなるにつれて 、
少しずつ 気持ちが整理されて行く 。
゛ 昨日の俺は 逃げてただけだ ゛
゛ でも … 今日なら笑って歩ける気する ゛
そう考えた時 、
胸の重さが少しだけ軽くなった 。
自分でも 驚くほど 素直になれた気がする 。
゛ あなたの下の名前 視点 ゛
玄関を出た瞬間 心臓が跳ねる 。
避けたいわけじゃない 。
むしろ 昨日のままにしたくない 。
昨日 帰ってからもずっと考えてて
スマホの検索欄には 、
『 幼馴染 喧嘩 原因ランキング 』
『 友達と仲直りする方法 』
『 楽しそうに笑う方法 』
そんな 言葉でいっぱいになっていた 。
顔を合わせた瞬間 、
変な空気にならないか 心配で 。
そんな時 、
後ろから呼ばれた私の名前 。
聞き慣れた 、ずっと隣にあった声 。
振り向くと なつ が立っていた 。
ポケットに手を突っ込みながら 、
制服はいつもにみたいに 着崩れていて 、
でも 視線は逸らさなかった 。
一応笑ってみたけど 、
上手くできた自信はない 。
なつ は少し近付いてきて 、
小さく息を吐いた 。
“ モヤモヤ ”
なつ がそんな言い方をするのは珍しい 。
私は思わず なつ の顔を じっ と見てしまう 。
その視線に気付いたのか
なつ は顔を逸らした 。
声が少し低い 。
怒ってる訳じゃなくて 、
自分の気持ちの正体を探っているような声 。
恐る恐る聞くと
なつ は少し睨むようにして 、
その言い方には 、
私に気を遣って距離を置こうと
している感じがした 。
だけど そのあと 。
なつ は急に1歩近付いて 、
距離が “ 幼馴染 ” に戻った 。
言い切る声だった 。
迷いも遠慮も無い 、昔からの声 。
私が口を開くと 、
なつ は少しだけ照れたように
眉をひそめた 。
図星すぎて 言葉が出なかった 。
確かに 気にしすぎてるのかもしれない 。
そんな簡単に友情は崩れない 。
なつ はポケットから手を抜いて 、
私の髪を ぐしゃっ と軽く撫でた 。
それは幼馴染としては
当たり前の仕草なのに 胸が少し煩くなる 。
そんな風に言って歩き出す
なつ の後ろ姿を見て 、
あぁ 、やっと戻れた ───
少しだけ そう思った 。
完全じゃない 。
まだ昨日の名残が胸の奥にある 。
でも 、
゛ 修復のはじまり ゛
って 言葉が ピッタリの朝だった 。
照れ隠しする二人の頬が淡く紅色なのは 、
お互い気付くことのない思い出 。
゛ 交換宣伝 ゛
ff様 の 小説です ✋🏻🤍
登場人物さん達が とてもメロくてカッコよくて 😙💞
とっても 尊敬してます 🕊️
この方の小説 ぜんぶ 愛読してますので 👈🏻👈🏻
大推薦なので 是非行ってね 😉😉😉











編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。