離れている場所にいるだろうに、通信のタイムラグがほとんど生じない…
自作の機器でこれほどの高性能て。さすがケイくん
即タメに切り替えるとこもケイくんらしーや(
私は、ニックが消えていった壁のあたりを触って確かめてみる
どういうカラクリか知らないけど…特定の箇所を押す、とかか?それか指紋認証?自動で開いたよな、
一応調べてるけど、壁本体に何かあるとみせかけて遠隔操作で開いた説も…
なにが、きっかけだったのだろう。
壁の隠し扉が、開いた。
扉の向こうは、またまた真っ暗な道。でもいまは、
レッドのメガネが一緒。これ暗視機能もついてんだよね
ラドロに入る前に、自分で突き止めたもんねー
意味もなく縁をクイッと持ち上げてから、周りを警戒しつつ歩を進める
ずっと何もない廊下が続く。
直進しているつもりだが、いつのまにか迷路みたいになってたのか…?
ケイくんもまだ周辺のマップを調べている最中だから、一旦立ち止まって作戦を考える
引き返すにしても、もうここまで来ちゃったんだからもったいない。先に進むのがいいけど、無計画で乗り込んで大丈夫なのか?
いままでトラップなどが一切無かったのが逆に怪しい。そもそも、ここの扉を開けられる想定をしていなかったからとも考えられるけど…
ここを歩いてきて、はじめて動きがあった
このチャンスを逃すわけにはいかない
できるだけ床と足が接する面積を減らすようにして、すばやく走る
何か見えてきた… って、え、人?
しかも、道の真ん中で倒れている
体型や髪型からして、アリーちゃんやアスカじゃないな
そっと近づく
襲うどころか、動きだす様子もない
金色の髪
白い肌
綺麗な瞳
その美しい人物についた、打撲痕や赤黒い血。
なんで、あなたがここに?











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!