第9話

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2025/01/02 01:21 更新
北斗side



案の定起きれなかったあなたを車に乗せて


マネージャーの運転で事務所に向かった。



北斗「あなた、着いたよ」


『ん、……


まだ、寝てる、』


ジェシー「hehe、赤ちゃんみたい


ばぶー、って笑」


『……ジェシーやだ』


ジェシー「えっ」



まだほとんど目も空いていないあなたを背負うと


首元に当たったあなたの頬が熱いことに気づいた。



北斗「あなた、なんか熱くない?」


『あつくない』


北斗「苦しくない?」


『くるしくない』



当の本人はそう言っているけど


息が辛そう。


それに、すごく熱い



北斗「楽屋で熱測ろっか」


『んー、』


ジェシー「あなた熱あるの!?」


北斗「まだ分かんないけどね」



そうやって楽屋で熱を測れば


予想的中。


38.5°Cもあった



北斗「あなた、どうする?


体調辛かったら今日の仕事キャンセルもできるって」


『明日オフだし、大丈夫』


北斗「……そっか」



衣装に着替えれば、


すっかり仕事モードのあなた


さっきまではまともに会話も出来なかったから


また、無理をしていそうで


正直、怖い。



北斗「……すごいね、あれ」


樹「スタッフさんに言ってないんでしょ?」


北斗「まぁ、言いたがらなかったから」


樹「そのうち倒れるんじゃねぇの、まじで」



冗談には聞こえないその言葉


あんなに細いあなたを見れば


みんなそう言うだろう。



北斗「あなた、大丈夫?」


『うん、ぜんぜん』


北斗「今日の撮影もう終わりだから


帰って休みな」


『ん、ありがとう』

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