第25話

バ会計のほんとの気持ち
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2021/05/10 02:50 更新











― 青side ―





赤
いいね、青ちゃん!
俺もそう呼ぼ!
桃
へー、黄に青ちゃんって呼ばれたんだ
ふーん(ニヤニヤ
青
な、なんだよ~
桃
だいぶ和解したみたいだな
桃
はやく黄を見てえな




黄くんとは、あれから三日くらいあっていない。




どうして休んでいるのかは、かいちょーも赤くんも知らないらしい。



赤
黄ちゃん、大丈夫かな?
桃
そうだ青、おまえ見舞いに行ってやったらどうだ?
青
へ?黄くんの部屋に?
桃
そりゃそうだろ…って、来たか!黄!
青
黄
おひさしぶりです、会長




黄くんが入ってきて、まっすぐかいちょーの前に歩み寄った。





黄
僕がいないと、生徒会の仕事もたまっているでしょう
桃
いや、安心しろ
だいたいは俺たちで終わらせてる
黄
そうですか、よかったです
赤
それより黄ちゃん!
大丈夫だったの?
赤
風邪でもひいてたの?
黄
…まあ、そんな感じです
黄
…生徒会のほうも大丈夫そうですし、僕は遅れた授業の分を取り戻してきます
黄
では、これで



出ていこうとする黄くん。



俺はあわてて呼び止めた。

青
黄くん
黄
なんでしょうか
青
なんで、って…
黄
用がないのなら、失礼します



俺とは目を合わせず、立ち去っていく黄くん。



その後姿を呆然とながめる。


青
黄、くん…
赤
ど、どうしたのかな、黄ちゃん
なんかあったのかな!?(;゚Д゚)
桃
なんだ?
前にもまして他人行儀になってんじゃねえか
赤
青ちゃん、なんか言ったの!?
青
い、や…
ただ、俺の過去の話をしただけで…
なんか様子がおかしくなって…



変だ。



前とそんなに変わらない、俺への対応。



見慣れたはずの作り笑い、一歩引いた態度をされただけなのに、どうしてこんなに胸が痛いんだ。



知らないうちに、期待してた。



野原で、心を開いてもらえたと思ったのは、俺の勘違いだったのか。


赤
とにかく、追いかけてよ、青ちゃん!
青
え…
赤
ほら、はやく!














―――――









青
待って、黄くん
黄
…どうしました、青さん
青
青、さん…って…
黄
僕は、補習がありますので
黄
そこ、どいてもらえますか
青
……






―――――






桃
まあ、そんな落ち込むなって
青
は、はぁ?
青
なんで副会長に嫌われてるだけで俺が落ち込まなくちゃいけないんだよ!
俺は別に…
赤
ごめん、青ちゃん
赤
俺が追いかけさせたせいで…
桃
しょうがない
桃
俺だって黄と普通にしゃべれるまでめちゃくちゃ時間かかったからな
桃
あいつのガードはそう簡単に通れないってことだよ
赤
俺はなぜか一発だったけd…んぐっ
桃
(これ以上青を落ち込ませるんじゃねえ!)
赤
(わかったわかったから放せよ!)
青
……
桃
(ほらおまえのせいでまた青が…)
赤
(ごめんて!)
青
…なんで黄くん、そこまでガード硬いの?
桃
…ああ、あいつは、昔いろいろあったらしいからな…
赤
ぷはっ…俺も、なんとなく聞いたことあるよ
桃
あいつの親は完璧主義で、黄にも完璧を求めてて
親に認められたくてものすごい頑張ってる…みたいなことを言ってた
赤
黄ちゃん、お父さんに愛されたくて勉強も生徒会もがんばってるって…
青
ふーん…








―――――









それからも、黄くんの態度は変わらなかった。



決して俺と目を合わせない、用事があるとき以外は避けている、部屋に俺がいると出て行ってしまう。



…自業自得だ。



あんなに嫌っていたのは俺の方だ。



いまさら仲よくしようだなんて、やってることは赤に告白したモブ1と同じだ。



そうおもうと、モブ1を押し倒してささやいていた黄くんのセリフが思い出されて、また気が暗くなる。



そうだ、虫がよすぎる、よな。







―――――








桃
おまえ、そろそろ認めろ
青
なにを?
桃
黄に避けられ始めてから目に見えて元気がないくせによ…
…黄のこと、どう思ってんだ
青
……
桃
好きなのか?
青
…さあ
青
いままで本気の恋なんて、したことないし
桃
じゃあ、俺が確かめてやる
桃
恋っていうのはな
桃
そいつといるだけで楽しい

―――


黄
じゃーん!
黄
(コンビニ店員さんの)手作り唐揚げ!
青
それw
コンビニのやつじゃねーかww
黄
気のせいです!
それより、青くんは?バナナですか?
青
バナナって、猿かよ
―誰が猿だよ(・_・)
青
…ほら、これでどうだ!
まいったか!<`ヘ´>
黄
そっ、それは!Σ(゚Д゚)
コンビニの新商品!
気になってたけど高くて買えなかったやつ…
黄
って、せっかくお花畑に来たのに全部コンビニの食べ物じゃないですか
青
全部?認めたな?唐揚げ
黄
あ…
青
wwww
黄
wwww


―――


桃
そいつがほかのやつと話してるともやもやする


―――


黄
赤ーーー!!(ギュッ
黄
やっと仕事終わったー…
赤
お疲れー、黄ちゃん!
赤
そうだ、明日休みだし、タピオカのみに行かない?
黄
え?
でも勝手に学園出るのは校則違反じゃ…
赤
大丈夫大丈夫!
見つからないように抜け出せばきっと…
紫
きっと?
赤
ひっ!紫くん!
黄
(アワアワ
Fちゃん
うわ、美少年二人が今日も一緒にいる尊い
Fちゃん
副会長基本誰にもなつかないのに
赤様だけには自分からバックハグとか可愛すぎる!!!!
Cくん
F、きしょ
Fちゃん
Cくんっ!!何度言ったらわかるのこの尊さが!!
Fちゃん
副会長と赤様絶対両想いじゃん!
制裁のときも真っ先に助けに行ったんでしょ!!??
Sくん
F、ちょっと音量下げよう、な?
Cくん
ミュートにして一生解除するな
Fちゃん
Cくんひどいいー!!
Fちゃん
とにかくあの二人はもう付き合ってるでしょ!!!!
青
…(ズキ


―――



桃
そいつが笑ってるだけでうれしくなる

―――


黄
― ふふ、かぶっちゃいましたね
黄
― へへ、青くん
黄
― 唐揚げは!買った方がおいしいです!(開き直り
黄
― 青くんwwww
黄
― 青ちゃん(*'▽')


―――


青
……
青
俺は……

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