第28話

もう冬ですねそうクリスマス!
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2024/04/09 08:07
 冬休み。もう冬ですね♪そうクリスマス♪みんな、この曲知ってる?私、最近知ったの。冬休みは、あの子に会えなくて、なんか寂しくなって会いたくなっちゃった。だから、私




















壱星くんに、プレゼントするよ!
あなた

えっと、確かここの道を通って……
あっ、ここ曲がらんなんのや!

あなた

この道、だったっけ?

 壱星くんの家は、10月たとくんが教えてくれたから覚えていた。私、意外と記憶力いいから。
あなた

あった。ここか……うん、ここで間違いない

 たとくんに教えてもらったときのアノ家と
目の前の家が重なる。絶対ここなはず。
 玄関の前まで来て、チャイムを押そうとする手が止まる。お母さんが出てきても、壱星くんご出てきても言うセリフは頭の中にあるのに
 
あなた

(私、緊張してるんだ)

 なかなか押すことができない
 そして、私はインターホンに指を近づけ、まだ小さい人差し指でボタンを押した。ボタンがへこんでいく感覚がする。
 音もなって、飼っている犬の鳴き声も聞こえる。
足音がした。
ガチャッ
 ドアの音が鳴って、、、
???
はーい
壱星
壱星
ん、どーした?
あなた

あっ、コレどうぞ///

壱星
壱星
ありがとぉ〜♪
あなた

アノ

ガチャッ
もう少し、キミと話したかったけど、ドアが閉まってしまった。宿題やったの?とか、ほおちゃん達には言わないでとか、言いたかったけど
 でも、過ぎてしまったことは戻らない
 後悔と喜びで胸がいっぱいな気持ちで、私は自転車をこいで、時間つぶしに少し散歩をした。
あなた

あー、全然話せんかったな

あなた

嫌われてるのかな?
それとも、恥ずかしかったとか?
いやーでも、マスク無しの顔カッコイイし可愛い!

 そんな独り言をつぶやきながら自転車で走る。
あー、壱星くん、このこと話しちゃうだろうな〜
ほおちゃんに聞かれるだろうな〜
 さっきの壱星くんとの会話、顔、声が頭から離れない。
あなた

しばらく話せんけど、また、三学期、だね、

主)今回は短くてごめん〜!

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