第41話

36話
19
2026/01/04 06:00 更新
 
 
 
 
 
砂と砂利を集めていると、次第にどんよりとした曇り空になってきた。
 
今夜は、大雨になりそうな予感がする。
 
 
 
パフェちゃんの小屋、夜までに完成させなきゃな。
 
手際よく砂と砂利を集め終え、少し早歩きで拠点へ向かう。
 
 
稚奈
あっ、やっほぉー☆
紗苑
おかえり〜
2人とも速いね?
紗苑
雨が降りそうだったから、急いで集めてきたんだよね〜
うわ、考えてること全く同じだった。
紗苑
ww
 
 
 
 
パフェ
ブォー...?
紗苑
ほら、パフェちゃん。どっちがいい〜?
パフェ
ブォー−
うん。どっちでも良さそう。
稚奈
ふたつとも、あつめたのに...
紗苑
まあまあ、きっとパフェちゃんに似合う小屋ができるよ〜
 
 
この辺は彩釉テラコッタにする?
紗苑
そうだね~!オシャレな模様になりそう〜
 
 
(面倒くさいから)屋根は任せましたよ。
稚奈
おっけぇー!まかせろり!!
やる気に満ち溢れてる...何で???
紗苑
パフェちゃんの為だもんね〜?
稚奈
うん!!!
 
 
 
うわあ...めっちゃカラフル。
稚奈
はではでだねぇー☆
紗苑
結局、5×5どころじゃなくなったね〜w
最早、人が快適に過ごせるサイズだよ...
パフェ
ブォ−♪
紗苑
パフェちゃんも気に入ってくれたみたいだね〜
 
その時、僕の額に一粒の雫が当たった。
 
 
稚奈
あめ??
 
ポツ、ポツ、ポツポツ...
降ってきちゃったか...
紗苑
ほら、パフェちゃんは小屋に入ってね〜
パフェ
ブォー
間に合って良かったね。
稚奈
それな☆
紗苑
僕達も部屋に戻ろ〜
風邪引かないようにね。
 
 
 
みんなで夕飯を食べた後、僕は自分の部屋で日記を書いていた。
 
 
本と羽根ペンが擦れ合う音が耳に心地良い。
 
雨水が刻む一定のリズムも相まってASMRのよう。
 
空は相変わらず薄暗いけど、僕の心は晴れやかだ。
 
 
何でもない日常が楽しくて仕方が無い。
 
それをこうして日記に書き出しておけば、いつでも思い出を楽しめる。
( 忘れないように。 )
 
    |                                            |
    |   今日は、パフェちゃんの小屋を作った。                      |
    |   雨が降らないうちに完成させようと頑張っている2人からは、            |
    |   パフェちゃんとの絆のようなものが感じられた。                  |
    |   飼い始めてからこの短期間で、だいぶ仲良くなったように思う。           |
    |   みんなで作った小屋はとっても色とりどりで眩しかった。              |
    |   紗苑が、せっかく作るんだったらパフェのように見えるようにと、          |
    |   色の重ね方にこだわっていたのが、かなり印象的だった。              |
    |                                            |
 
 
 
そこまで書いてから、ふと思う。
 
( 紗苑は何をするにも一生懸命だ。 )
 
元々そういう性分なのかもしれないが、噛みしめるように毎日を大切に過ごしているのが伝わってくる。
 
一期一会という言葉があるように、一度きりの出会いを深く心に刻み込んでいるのかもしれない。
 
 
でも、何だか違うような気がする。
 
 
数十ページにも及ぶ、自分の日記を見つめながら考える。
 
決まって、この世界に来る前のことに触れると、紗苑の顔に陰りが見えるのだ。
 
時折、その瞳に滲み出るのは後悔の色。
 
 
きっと何か、辛いことがあったのだろう。
 
もし、紗苑の深い後悔を和らげることができたなら...
 
 
ふぁぁ...
自分の口から漏れたのは大きな欠伸。
 
時計を見れば、針がすっかり隠れる時間だった。
 
 
取り敢えずベッドに潜って、ぼーっとしていたら段々と眠くなってきて...
 
......zzz......zzz......zzz
 
 
知らぬ間に眠っていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しかし、その眠りは、
 
 
 
 
 
 
 
土砂降りにも引けを取らない大声によって、妨げられることとなる。
 
 
 
 
 
 
なんか無理やり過ぎてどうした??って感じなんだが。
シリアスむずすぎるね🥲
主という名の主という名の主
主という名の主という名の主
スクロールお疲れ様でした。
主という名の主という名の主
主という名の主という名の主
それでは。また。
 

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