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第4話

第四話
19
2024/06/23 13:13
(なまえ)
あなた
おぉ〜見てよ奏
高い所からの景色も良いな
宵崎奏
宵崎奏
そうだね…でもまだ頂上じゃないよ?


私達は今観覧車の中間あたりまで上がってきた

(なまえ)
あなた
まぁまぁ
細かいことは気にしないの
宵崎奏
宵崎奏
それにしても…さっきは凄かったね
まさか消失を歌いきるなんて
(なまえ)
あなた
いや…ピアノで弾き切るのもすごいと思うんだけど
宵崎奏
宵崎奏
そんな事ないよ
昔ずっと弾いてたから得意だったってのもあるけど…
(なまえ)
あなた
まぁ話の収集つかなくなるからこの辺で
にしても変わってないね、この街はさ
宵崎奏
宵崎奏
でも光也の犬嫌いが続いてたのは意外だったな^^
(なまえ)
あなた
勘弁してくれ💦
犬と蛇だけは無理なんだよ
宵崎奏
宵崎奏
あれ?蜂は平気になったんだ


(なまえ)
あなた
ま、まぁね…(  ˙-˙)スッ
宵崎奏
宵崎奏
(これ多分直ってないね蜂が嫌いなのも)
宵崎奏
宵崎奏
ふふっ(笑)
(なまえ)
あなた
笑わないでよ💦


その時不意にスマホが鳴った
2人同時に

宵崎奏
宵崎奏
え!?
(なまえ)
あなた
え!?


宵崎奏
宵崎奏
…ふふっ
(なまえ)
あなた
…ハハハッ


とりあえず電話に出た

宵崎奏
宵崎奏
もしもし?どうしたの…うん…うん、わかったじゃあ明日の13時にね
(なまえ)
あなた
あぁ…よろしく頼むよ、悪いねこんなこと任せて…うん…おkじゃあまたね


そしてほぼ同じタイミングで切る

(なまえ)
あなた
いやぁまさか2人同時に電話が来るとはね笑
宵崎奏
宵崎奏
本当にね笑

観覧車が頂上近くに来た時に光也が話し出した
(なまえ)
あなた
…奏真剣な話2あるんだけど聞いてもらっても良い?
宵崎奏
宵崎奏
うん…どうしたの?
(なまえ)
あなた
その前に…
宵崎奏
宵崎奏
前に?

その次の瞬間観覧車が止まり、下の方が光出した
宵崎奏
宵崎奏
え!?

そこには「宵崎奏誕生日おめでとう」とライトアップされていた
(なまえ)
あなた
という訳で1つ目奏誕生日おめでとう
確かに2月10日は私の誕生日だけど…
宵崎奏
宵崎奏
覚えててくれたんだ…でもどうしてライトアップまでされてるの?
(なまえ)
あなた
実はさ30分程前に閉園して貰ったんだよね…
この日のために1時間の貸切にしてもらったんだ
宵崎奏
宵崎奏
え!?それ本当に?
(なまえ)
あなた
じゃなきゃこんなこと出来ないって笑
僕がこれまでコツコツと積み上げてきた人脈の結果こんなことが出来るようになったんだよ
宵崎奏
宵崎奏
ありがとう光也…本当にありがとう

ちょっと目頭が熱くなっちゃった
(なまえ)
あなた
あと2つ目の大事な話ね
宵崎奏
宵崎奏
うん…何かな
(なまえ)
あなた
覚えてないだろうけど僕さ…前に師匠と話した時『娘と仲良くして欲しい』って言われてさ…最初俺は人間不信だったし本当にどうしようって思っててさ…誰にも相談できないしだけど、率先して相談に乗ろうとしてくれたんだよ、奏は
宵崎奏
宵崎奏
そういえばそんなことあったよね…懐かしな
確かその後からだっけ?仲良くなったのは
(なまえ)
あなた
そうそう…そんな僕は奏のそんな性格にいつしか憧れていたんだ…でも引っ越しが決まってさ
最後にあそんだじゃん
宵崎奏
宵崎奏
そうだったね…確か一緒に歌ったっけ?
(なまえ)
あなた
そうだね…今だから言えるけど出発地点から目的地まで泣いてたんだよね…奏がいなかったからさ
宵崎奏
宵崎奏
そんなに大事に思っててくれてたんだ…
(なまえ)
あなた
それでさ…その時チビなりに気づいたんだ奏は僕にとって特別な存在だって…ずっと夢見ていた人から憧れで僕の目標に変わったんだ…
宵崎奏
宵崎奏
////

どうしよう…今凄い恥ずかしい////
顔赤くなってるのバレてないかな?
(なまえ)
あなた
それは今も同じなんだ…
宵崎奏
宵崎奏
え、それってもしかして…
(なまえ)
あなた
僕は奏が好きだ…僕と付き合って欲しい
宵崎奏
宵崎奏
…り…とう…も…き…////
(なまえ)
あなた
……。
(待って待って…奏なんて言ったんだ?)

は、恥ずかしすぎて声が全然出なかった////
(なまえ)
あなた
だ、大丈夫?

バチコーン
とりあえず気を紛らわすために私は自分の頬をはたいた
(なまえ)
あなた
ちょ…何してるの?奏?
宵崎奏
宵崎奏
ご、ごめん
その…恥ずかしくって気を紛らわしてた
宵崎奏
宵崎奏
ありがとう…とても嬉しいけど
(なまえ)
あなた
けど…なに?
宵崎奏
宵崎奏
もし、私が光也に迷惑かけたらどうしようって思っちゃって…
(なまえ)
あなた
むしろ迷惑かけて欲しいよ
でも奏が本当に思ってることは別にあるでしょ?
宵崎奏
宵崎奏
!?
…流石に誤魔化せないか
私正直自信が無いんだよね…
(なまえ)
あなた
自信って何の?
宵崎奏
宵崎奏
一緒に過ごすことと幸せに過ごすことの自信が
(なまえ)
あなた
…やっぱり師匠の件?
宵崎奏
宵崎奏
うん…お父さんをあんなことにしたのは私だし
今のナイトコードのメンバーの1人が困ってるのに救えていないし
(なまえ)
あなた
宵崎奏
宵崎奏
本当に嬉しいよ
でも光也のこと幸せにできるか分からないし…お父さんみたいなことになったらどうしようって思って…
(なまえ)
あなた
そんなの関係ないよ!
宵崎奏
宵崎奏
!?

さっきまで静かに聞いていた光也が急に声を上げた
(なまえ)
あなた
師匠も死んだわけじゃないしそのメンバーの子も手につけられない程困ってるわけじゃないだろう?
そうじゃなきゃ奏はここにいない…
師匠が死んでたらずっと引きずったまま家に引きこもってるはずだし
そのメンバーの子の事も深刻なら奏が目を離さない訳が無い
宵崎奏
宵崎奏
(なまえ)
あなた
だって…奏は良く人の事を見ていて尚且つ見捨てない…優しい子だから
宵崎奏
宵崎奏
!?
宵崎奏
宵崎奏
…ありがとう…ほ、本当にありがとう…光也
もし良かったら私と…付き合ってください; ̫ ;

私は泣いた…久しぶりに泣いた
(なまえ)
あなた
うん
こちらこそこれから末永くよろしくお願いします

そう言って光也は私を抱き寄せた…
夢主
夢主
やべぇ…これ書いてるのが恥ずくなるw
天羽満
天羽満
見てるこっちが恥ずいっての…
虎徹
虎徹
これを言ってる光也も相当精神タフだよな
(なまえ)
あなた
まぁ良いじゃないか
夢主
夢主
そうそう
前回の東方の小説でとったアンケートが
4000で書いてくれと投票されたので今度から
東方の小説は4000字以上で投稿します
夢主
夢主
それからいい感じに区切りが着いたので
次回からニーゴの話に戻ります
夢主
夢主
それじゃあまた次回
(なまえ)
あなた
次回も素敵な音楽を奏続けましょう
虎徹
虎徹
次回も素敵な音楽を奏続けましょう
天羽満
天羽満
次回も素敵な音楽を奏続けましょう
夢主
夢主
次回も素敵な音楽を奏続けましょう

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