第13話

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2025/11/01 04:22 更新
⚠︎ネタバレ注意⚠︎
入口には警備の者が立っているが
自動車の窓から私が顔を出せば
特にお咎めはなく入れる
(なまえ)
あなた
さて、では行くか
車を適当なところに停めて降り
二人で正門を目指して歩き出す
五道
あれ~隊長?
背後からかけられた声に
私は不機嫌そうに返す
(なまえ)
あなた
五道
五道
隊長、今日は非番じゃなかったですか?
(なまえ)
あなた
ああ、間違いなく非番だ
車を置きに来ただけだからな
五道
なあんだ
五道
で、そっちの方は?どちら様?
(なまえ)
あなた
私の連れだ。詮索するな
五道
ふーん
五道
ま、いいか
隊長、明日ちゃんと出勤してくださいよ
(なまえ)
あなた
当たり前だ
お前こそ早く持ち場に戻れ
(なまえ)
あなた
こんなところで油を
売っている時間はないだろう
五道
へいへい、了解です
じゃ
彼女は少し迷ってから
去っていく五道に軽く頭を下げた
(なまえ)
あなた
あれは一応、私の
側近となっている男で五道という
(なまえ)
あなた
ああ見えて異能者としては
できるほうだ
桜華
はあ·····
(なまえ)
あなた
不本意だがな
それから五道以外には誰にも出会うことはなく
正門から一歩、街へ踏み出せば
自動車で通り過ぎていた時には聞こえなかった
喧騒が耳に飛び込んでくる
西洋風と和風がごちゃ混の
ごみごみした街。
背の高いモダンな建物がたくさん並び
活気のある道路は人で溢れかえっていた
(なまえ)
あなた
どこか行きたいとこはあるか?
桜華
えっ
(なまえ)
あなた
何か買いたいものや
欲しいものはないのか?
桜華
い、いえ
はい、特には
(なまえ)
あなた
そうか。では私の買い物に
付き合ってもらおうか
桜華
はい
春から初夏へ差し掛かるこの時期の陽気は
ほどよく散策にはもってこいだった
華やかな格好をした人々が行き交う様子や
そばを通る路面電車
色々な物珍しい店や施設
どれも彼女には新鮮なのだろう
(なまえ)
あなた
楽しいか?
桜華
はっ·····も、申し訳ありません!
わたし
(なまえ)
あなた
気にする事はない
好きなだけ景色を楽しむといい
(なまえ)
あなた
私も、誰も
それを咎めたりはしない
桜華
でも
(なまえ)
あなた
私への迷惑を考える必要は無い
お前を誘ったのは他の誰でもない私だ
桜華
·····
(なまえ)
あなた
いいな?
桜華
·····はい
(なまえ)
あなた
だが、よそ見をしてはぐれるなよ
桜華
はい。気をつけます
(なまえ)
あなた
よろしい
作者
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