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第5話

4話🤍
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2023/06/11 11:21
あ、あった
と彼は何かを持ってきた
足、出して
少し戸惑いながら足を彼に預けた
さっきのことがあったせいか、変に緊張してしまう。
このへん?
そう言って私の足首あたりを触った
あなた
うん…
控えめに頷くと
 ペタッ
あなた
!?んッ//
あなた
っ〜//
(...//)ご、ごめん。冷たかった?
あなた
だ、大丈夫。ありがと//
あなた
(今日、私なんか大丈夫かな…)
なんて考えていたら彼が
どうやって帰るの?
あなた
え?
今はもう放課後だ。そこまで考えていなかった
あなた
(これ以上迷惑かけられないし、1人で帰ろう)
そう思っていたら
送るよ
あなた
えっ…でも申し訳ないよ
その足じゃ大変でしょ。それにもう暗いし
お嬢さん一人じゃ危ないし
そんな彼の言葉に少しドキッとしてしまった。
そして外を見るとだいぶ暗くなっていた
あなた
(暗いなか1人は絶対に嫌…)
あなた
じゃあ、お願いします…
凪side
君何組?バック持ってくるから
あなた
え、でも…
必要でしょ?
あなた
うん…。
あなた
2組です…
ん。ちょっとまってて
あなた
ごめん。ありがとう
〜〜〜
お嬢さんのクラスに行く途中ふと思った。
なんで俺こんなことしてるんだろ…
本当はここまでするつもりなかった
でも、話しているうちに“なんとなく”ほっとけなくなった
なんでだろう…。
かんがえるの めんどくさ〜い
なんてことを思いながら2組に向かった。
主side
あなた
…。
ガラッ
あなた
ビクッ  !?
あなた
(びっくりしたぁ〜…)
これで合ってる?
あなた
うん…ありがと!
あなた
なんで分かったの?
なんとなく…
あなた
すごいね!
まぁ…//
あなた
それから私たちは歩いて帰ることにした
しばらく歩いていたが
あなた
(どこまで着いてくるんだろう…)
あなた
もう大丈夫だよ。もう一人で歩けるし
?俺もこっちの道だから
あなた
あぁ…そうなんだ
とうとうアパートの前まできた
階段を登ってもなお彼は着いてくる
あなた
さすがにもう大丈夫だよ?
いや、俺もここだから。
あなた
へ?何号室?
813号室
あなた
え…私の隣じゃん!(←812号室)
わぉ…すごい偶然だね
あなた
本当に…
じゃあこれからはお隣さんだね
よろしくね。お嬢さん
あなた
っ//よろしく。
あなた
(まさかお隣さんになるとは…)
あ、そうだ
あなた
そういえば、お嬢さんの名前まだ聞いてなかったね
あなた
そういえば、言ってなかった…
あなた
私はあなた…四ノ宮 あなた
あなたね
俺は凪 誠士郎
あなた
…凪くん
うん
じゃあ“またね”お大事に
…おやすみ あなた
あなた
うん…ありがとう。
おやすみ凪くん
あなた
...///(かっこよかった…)

顔が熱く鼓動が早いのが分かる
彼が頭から離れなくてその夜はあまり寝れなかった

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