告白成功から翌日 、
私はありえないぐらい口角をあげて
ポートマフィアに出勤した 。
中也 side
────── ポートマフィア 会議室
姐さんの声と共に 、
その場の緊張感が一気に抜ける 。
また忙しくなるな … と思っていると 、
首領がじーっと俺の事を見つめて
と云って来た 。
自分でも無自覚だった為
思わず立ち上がる 。
にまにまする姐さん 。
真逆知ってて …… !?
そう云って俺は
顔を赤くしつつ会議室から出て行った 。
あなたの下の名前 side
──────── 幹部執務室前
1人でそんなことを呟きながら
中原幹部を待つ私 。
あの後むくげに
『 この資料届けて来いって
あなたの下の名前に云えって姐さんが 。 』
と云ってまた資料を押し付けて来たので
中原幹部の執務室の前に来ていた 。
今日会議あっただろうし
多分執務室に来るの遅くなっちゃうかなぁ ……
小さく呟いた瞬間 、
中原幹部が後ろから話しかけて来た 。
挨拶をすると 、中原幹部は
優しく微笑んで挨拶を返してくれた
気まずい沈黙が少し流れたので 、
なんとか用件を振り絞って答えた 。
嬉しさで今 私すっごい変な顔してるかも …
そんな事考えていると 、
執務室の扉が閉まって中に入った … のだが
ちゅッ
不敵に笑う中原幹部 。
そうして
ゆっくり私から離れて背を向け、そう云った 。
私は不意打ちのキスに吃驚しつつ
顔を赤くしてから ─────────
────── 勢いで中原幹部に
抱きついた 。
後ろからぎゅーっと抱き締めて
そう云う 。
そこから微動だにしない中原幹部 。
不安になって顔を見ようとするが
中原幹部がこちらを向いて
抱き締め返してきた 。
思わず笑顔で答えると、
中原幹部は動揺した顔をして 、
と照れつつ云った 。
そうして私は
中原幹部にますます惚れ込んでしまうのであった((


















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。