会場内には怒声が響いていて、めちゃくちゃ怖い
高校生のバスケの試合とは思えない………
大阪怖い………
晴子ちゃんや桜木軍団、堀田さん達と合流して、客席へ座る
最初は豊玉のペースに飲まれていた
桜木くんがせっかく合宿で練習したシュートを外した時はヤバいと思った
けど、流川くんと赤木先輩のお陰で、試合開始1分で0対9だった点差は14対15にまでなんとか巻き返した
と、思った
コート上が騒がしくて、流川くんが横たわっていた
どこからか“脳震盪”という言葉が聞こえる
脳震盪…………
どうして…………
もしこのまま私みたいになったら…………
洋平くんに言ってるのか、それとも自分に言い聞かせているのか分からない
流川くん、大丈夫……だよね、?
医務室の扉を開けて飛び込む
今まで流川くんとちゃんと話した事なかった
だから、他人に興味がなさそうな彼が私の存在を、しかも名前まで知ってるのは衝撃的だった
そうか、だから知ってるのか…………
もう、過去の栄光でしかないけど………
なんでこんな話してるのか分からないけど、流川くんが興味を持ってくれる事なんてないから口から出てしまう
言ってしまっていいのだろうか………
今言う事じゃない気もする
流川くんが脳震盪を起こして倒れた今言う事じゃない
でも、流川くんならこんな事で辞めない気がする
流川くんから予想外の言葉が放たれる
確かに、急に飛び込んできたからね………
そろそろ、観客席に戻ったほうがいいかもしれない
やっぱり、今日は流川くんから予想外の言葉が出る
流川くんは想像以上にタフで強い
お兄ちゃんを倒す相手は割と近くにいたのかもしれない
この話を書きながら、夢主ちゃんの過去のトラウマとか考えたら、流川との小説でもよかったかもしれない……と浮気しかけました
あと、今まで流川の出演率低すぎて吹き出し作ってないこと発覚しました
あと!大阪!めっちゃいいところですからね!?
設定の都合上、大阪の観客の民度悪いんですけど、実際はそんな事ないですから!
私、昔大阪住んでいたので保証します!!!笑













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。