『(ृ ु *`ω´*)ु ガルルル』
西畑「俺、めっちゃ警戒されてるねんけど笑」
椿「こら、ひな」
『ギュー))やだ。お姉ちゃんは渡さない!』
西畑「えぇ〜」
『西畑にはメンバーが居るでしょ!!!!』
西畑「俺、つばきの事が1番好きやからさ」
『やだぁ!お母さん!』
母「あら、大吾くんいらっしゃい 今日はどうしたの?」
椿「みんな集まってから話すね」
みんな集まる
父「どうした」
椿「私」
西畑「つばきさんを僕にください」
『え……』
西畑「つばきさんとの結婚を」
父「認めよう 大吾くんならつばきを任せられる」
母「後はひなだけよ 隼人も結婚してるんだからね」
『お兄ちゃんは30代なんだから…結婚してるに決まってんじゃん!私なんか……駿くんが忙しいのに…結婚とか…駿くんは忙しいの!西畑も忙しいと思うけど 駿くんは金田一、それからLIVE、それから映画の告知、色々あるの!それなのに結婚、結婚って お母さんとお父さんの頭の中は結婚しか無いの?駿くんと別れるかも知れないんだよ?そんなの結婚とか。』
母「ひな!」
『離して』
母「お母さんが悪かったわ ごめんなさい」
『私、当分帰って来ないから。』
椿「ひな!」
『私、お姉ちゃんの結婚…認めない お姉ちゃんはほんまに西畑でいいの?幸せになれる?』
ひなにビンタをする椿
『痛っ…』
椿「私の事悪く言うのは許す でも大吾くんの事悪く言うのは許さない 謝って」
西畑「つばき 俺はええよ 付き合った時も挨拶来た時警戒されてたし同じ事言われて慣れたから」
椿「でも…」
西畑「なぁ、ひなちゃん」
西畑「みっちーはひなちゃんと結婚するってお金貯めてるらしいで」
『……』
西畑「ひなちゃんはみっちーに愛されてるねん」
『そんな嘘信じるわけないでしょ』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。