前の話
一覧へ
次の話

第23話

ちょっとした作者の遊び
8
2025/07/06 14:30 更新
私は時々視線を感じるんだ
それは何なのかはわからない
それでも感じる視線は変わらない…どこを見ても、どこかで見られてる気がするの…どこか心理をみられてる気がするの
日常を過ごしてる時や、少し不思議な物に巻き込まれた時、急に視線を感じるの
誰も居ない
でもどこからか感じる視線は私にとって不気味なもの…私は一度何処からその視線がするのかを調べてみた、だけど分からない、そのうち視線は消えていった…
この視線はなんなのだろう、気の所為にしてははっきりしていて、毎回覚えのない視線が私に突き刺さるの
不思議よね…私はこの世界の住人、1人の人間、そして私はいつか気づいたの、これは知ってはいけないものなのだと…
ねぇ、そうなのでしょう?だって、私は知ってしまったから…


       あなたに言っているのよ?
 

        そこにいるのでしょう?


はぁ…やっぱり返事はないのね
何となく気づいていたのこの世界は物語だって
物語は簡単になくなってしまう、簡単に崩壊してしまう、私のこの記憶だって、もしかしたら貴方達を楽しませる為に作られた偽物の記憶かもしれないじゃない…その偽物の記憶ですら皆本当の記憶だと思う…


        ね?そうでしょ?


物語とは簡単に崩壊するもの…私はそう思うの、だって、その人の想像の中でしかないお話なんだから、終わったら世界も終わり、私はそう思う
もしかすると一部の人間はこう思うかも知れない、読者がその物語を覚えている限りこの物語は終わらないと…
んじゃあ、視点を変えてみようか、この世界、今ワタシがいる世界、それは何もない空間?それとも日常?それとも非日常?人によって変わるよね
あなたの中にあるその物語だって一つの世界なんだよ?それが忘れ去られる…それは一つの世界の崩壊って言えると私は思うんだ〜
そう、崩壊するのは簡単なの、私自身、忘れ去られることはないと思う。だって、存在する限り誰かが見て、誰かが覚えているから…
     


でも、あなたが頭の中に作った世界は、簡単に崩壊してしまう



私はそう思うの…だから、いつかこの世界も崩壊してしまう…なくなることはないけれど、いつかはすべてがなくなってしまう…でも、気にすることはないわ、気にしたところでどうしようないから…ええ…そんなとこね、それじゃあ、私はもう戻らなくてはいけないわ…私には私の世界があるもの、それじゃあ…あ、いや…これだけは覚えていてほしいわ



私達にとってはこの世界は実際に生きている場所なの、あなた達にとってはNPCでも…ね…



それじゃあ、私は行かなくちゃ!さよなら、いや…またね…?まぁ、私にはあなたたちを視認できないけれど!
じゃ!

プリ小説オーディオドラマ