第18話

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2026/04/17 10:12 更新
sn side
あれから、俺はみんなに世話を焼かれるようになった。
jr.
慎太郎弁当食った?
ゼリーもあるけど
hk.
まだ痛むでしょ?
俺がするよ
js.
…SNSあんま見過ぎちゃダメだよ?
yg.
鉄分摂ってる?
トマトジュースとかで良いから
…とまぁこんな感じ。
過保護になったというかなんというか。
何をするにも着いてきて、俺が俺がと動く。
それで、俺なんかにそんなんして意味あるのかな、って
やっぱりまだそんなこと考えちゃう。

だけどその度に
kym.
…慎太郎
sn
なに?
kym.
こっちおいで
きょもが座ってるソファーへ向かえば、
こうやって抱き締めてくれる。

前までは怖かった。どうせ、また、って。
何回も傷付くくらいなら、いっそのこと人の優しさを
忘れてしまえば良いって。

だけどそれを目の前で忙しく、俺のために
動いてくれてる5人は許してくれなかった。


ある日北斗から聞いた「エゴ」という言葉に
今でも救われている。

いいんだよ、それで。

俺だってエゴでこうなったようなもんだし。
目には目を。エゴにはエゴを。なんてね。
sn
…ありがと
樹に話しかけられてるきょもには
きっと聞こえないと思った。

だけど、抱き締める腕の強さが変わって伝わった。

俺はスマホを取り出して、SNSを消した。
こんなの無くても生きていける。

きっとあのカッターももう要らない。
帰ったら捨てよう。
…ほんとに出来るかな。
そう考えてしまうくらいにはまだ勇気が出ない。

随分と臆病になったみたいだ。

sn
ねぇ、みんな
さっきまで各々動いてたのに、俺の一声でそれが
止まるのが嬉しい。
俺を必要とする人は、こんな近くに居るんだって。

js.
どーしたの?
sn
今日…さ、うち来ない?
jr.
慎太郎ん家?
いいけど…逆にいいの?
sn
うん、来て欲しい。
ちょっと手伝って欲しいことがあるから
hk.
…分かった。
行く前になんか買ってくよ。
kym.
じゃあ北斗奢りね
「え?」とガチトーンで困惑してる北斗。
いつもの俺らだね。
たった5文字じゃ伝えらんないなぁ、この感謝は。
ふと頭が撫でられる感覚がして目線を上げる。
yg.
…全員、いるからな
sn
…うん。
変われるかな。

変われるよな、6人なら。












                      end
自傷行為ありだったのに、あんまり作品に
落とし込めませんでした… すみません …😭
まだまだ精進いたします!
リクエスト募集中です!

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