あれから彼女とは別れた。
まだ心残りもあるけれどそうなってしまったには仕方がない。
友達とも会わないようにと言うことになった。あっちは 嫌だ なんて…。
無理に決まってんだろ…
片目に涙が少し浮かんだのはただのあくび
モブ 「あ、来た。父親がいない可哀想な人ー笑」
モブ 「お前父親居ねぇんだろ?笑」
モブ 「可哀想だわー笑」
モブ 「は?聞こえねぇー笑」
モブ 「うわ、マザコン?キモ」
バタンッ
先生 「よーし、ホームルーム…って優太?」
モブ「なんか急に怒りだしたー。こわーい。」
そう思うだけ良いだろう。
思っても、幸せなど訪れない。
なにか大きな犯罪でもおかしたんだろうか。
いっそのこと、俺はもう
"死んでしまった方が良いのかもしれない。"
それを最後の言葉に残そう。
そう思った。
ガシッ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!