第2話

2. 浮気の傷
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2024/06/12 06:57
優太side

俺には付き合って三年の彼女が居る。

可愛くて、愛おしくて熟愛しすぎているのではないかと思うが…やっぱり好きなことにはかわりない。
そう思っていた。   ある日
5月。   友達と俺の彼女と俺で飲み会をする。
そんな時
優太
優太
ん…。腹いた、
友 「え…大丈夫?トイレ行ってきな?」
彼女 「うん。大丈夫?」
優太
優太
ん…。サンキュ。
タイミングわりー…


俺は良くこういう楽しい日や、大切な日こそ、腹痛になってしまうのだ。
優太
優太
これ…どうにかなんねぇかな
前の一年記念、二年記念も、腹痛で30分くらい時間を潰してしまった。
三年記念は良かったけど…
優太
優太
ん…。いってぇ、
腹の奥がぎゅっと捕まれたようで…痛い。
けど…慣れた。もう、何年もやっているからには慣れなければならない。
優太
優太
っ…よし。
今日は早めに腹痛は治ったみたいだ。
トイレから出てリビングに近づいていると
「はぁん♡♡♡」
「もっと奥…?」
優太
優太
は…?
リビングからはっきり聞こえるsexの音
俺は絶望と共に驚き…何かの手違いとしか言いようがないように バタンッ と音を立て勢い良く中へ入ってしまった。
優太
優太
っ…!なんでっ
そこにはたくさんの精液、服で荒れた部屋、裸の友達と彼女がいた。
優太
優太
っ… 泣
ダッ



そんな二人をおいて、自分の家を出た
優太
優太
嫌だ、嫌だ、っ無理だっ…泣
大好きだったのも同時に一番信用していた友達でさえ信じられなくなって
ただただ走って走り抜けて全力で声を挙げて忘れなければいけない。それなのに俺の頭にはあの光景がよぎって仕方がない。
ガンッ 
フェンスに背を向け…ズルズルとフェンスを通って、しゃがんでいく
優太
優太
んっ…あっ、泣
泣き止めなくて… 悲しくて… 周りの目なんてきにすることも出来なくて
優太
優太
もっ…やだぁっ 泣
そこに座ったまま。俺は泣き張らした。

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