第3話

#2
1,003
2022/05/30 10:59 更新
僕はなーくんの家に走っていった



ピンポーン
nanamori
『は~い』
colon
なーあーくーん
nanamori
『あ、ころちゃん?どうぞ上がって!』
colon
ガチャ お邪魔しま~す!
nanamori
いらっしゃい!適当に座って!
colon
うん!
nanamori
何か飲み物取ってくるね。何がいい?
colon
えっとね...、ジュースある?喉乾いちゃってさww
nanamori
あるよーwwちょっと待っててね~
あれ、僕何しに来たんだっけ←



あ、そうだ!あなたをどうやったら元気にさせてあげられるか聞きに来たんだった!
nanamori
はいどうぞ~。そういや今日はどうしたの?
colon
あのね、あんまし言いにくいんだけどあなたの両親が亡くなったじゃん?
nanamori
うん
colon
それで今日葬儀なんだけどあなたずっと泣いてんのよ
nanamori
うん
colon
どうやったら僕あなたを元気にさせてあげられるかなと思ってさ
nanamori
なるほどね
colon
どうしたらいいと思う?
nanamori
俺は泣かせてあげるのがいいと思う
nanamori
それにころちゃんは自分も同じ体験をしているから同じ思いをさせたくないって必死になってるんでしょ?
colon
え...、うん...。
nanamori
俺も彼女がいたらそういう風に思っていたかもしれない。
nanamori
それかころちゃんみたいに誰かに相談していたかもしれない。
nanamori
俺は両親はいるし彼女もいないからこれといったことは言えないけど
nanamori
その人にしかその悲しさってものは分からないしその人にしか分からない気持ちだってある。
nanamori
あなたはよく辛いときも笑っていてくれるのを俺は知ってる。ころちゃんも他の皆も多分気づいてると思う。
nanamori
だけど本当は辛くて辛くて我慢できないほど泣きたいのかもしれない。
nanamori
でもあなたはころちゃんといると本当に幸せそうな顔するよね。
nanamori
だからこそ悲しいことがあったらその日は沢山泣いてまた明日から頑張ろって励ましてあげるのが一番なんじゃないかな
nanamori
でもあなたにとって本当に嬉しくて励ましになるのは、大切な人と一緒に居ることだと思うよ。
nanamori
だから無理に元気付けようとしなくてもいいんじゃないかな
colon
グスッ ...そうだね。ありがとなーくん。
nanamori
ううん、ちょっとでも役に立てたなら良かった。
nanamori
そういやあなたは家に一人でいるの?
colon
あ...!出掛けてくるって言ってすぐ出てきちゃった...。
nanamori
だったら早く帰ってあげないとね!
colon
うん!ありがとなーくん!じゃあね~!ガチャ
nanamori
はーい
早くあなたの所に行きたい!



なーくんの言葉には本当に励まされるなぁ



なんだか嫌なこととか相談したいことがあったらなーくんの所に行きたくなる



すごくモヤモヤがスッキリするような気がする



そう思わせる力があの人にはあるんだ

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