第12話

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2022/07/28 23:49





 
あなた

ごめんごめん!!
おまたせ〜

ミナミ
あなたー!!!遅かったじゃーん!
マユ
なんか用事でもあったのー?
あなた

う、うん!ちょっとね!

サナ
先飲んじゃってるよぉ!










遅れて合流して、
いつも通り4人で飲み始める。。











サナ
それで〜〜〜お二人さん!!!
前回のあのパーティの後は〜???
どうだっのよ!!!!!





サナがわざとらしく目を細めながら
ミナミとマユに質問する。





ミナミ
いやぁ私はさ!
ボスの知り合いってのもあるから
安易に手出せなかったんだけど!!!
マユだよマユ!!!!!
サナ
え?なになに!!!!
マユ何しでかしたの!!?
マユ
聞いちゃう????笑
サナ
ちょっとーーー、勿体ぶってないで
早く話なよーー!!!!



サナが面白いくらいに食いつく。

その光景が可笑しくって楽しくって、
私は隣でずっとケラケラ笑ってた











サナ
行政書士ー?????
何それ〜頭かたそ〜!!!
マユ
いやそこがいーのよ!
私より頭いいし、年収文句ないし。
ミナミ
しかもまあまあイケメンだったよねー?


サナ
もぉ〜ずるいなぁ〜
私なんてあの後クラブで声かけて来た
とりあえず顔だけの男捕まえたけど。。。
本当、顔だけ😒
ね、あなたー???
あなた

え?あー、、、
まあ、でも、結構カッコよかったじゃん!

サナ
顔はね!!顔はいいんだよ?
でもなんか性格が無理〜
あの日から毎日毎日LINEきてさあ
もうスタンプでしか返事してない。笑
マユ
スタンプも返さなきゃいーじゃん!
サナ
えーだって顔はいいんだもん。
ミナミ
あんたさっきから何回"顔は"って言うの笑
あなた

確かに笑











いつも通り、1軒目は4人だけで
好きなだけ喋って楽しむ。




いつもだったら、ここから相席屋に移動して
また違う楽しみ方で遊ぶ。


でもこの日は少しいつもとは違う流れに
なりそうだった。。。。








サナ
えっ、ちょっとー!!
マユ
どした?
サナ
さっき言ってた顔だけ男、
今男4人でのんでるって、、、
これ見て!!!!写真も送られてきた!!
ミナミ
え、みんなめっちゃイケメンじゃん!!
サナ
ね!これヤバいよね!!!
そこらのアイドルグループより
顔面偏差値高いよ!!!!!




サナ
サナちゃん達も4人なら、
合流しよって!!!!!どーする??
ミナミ
いや、これはするっしょ!!!!!
サナ
はい決まり!!!








あなた

、、まって!私、、パス!!!

サナ
えー!!!!
マユ
あなたがノリ悪いなんて珍しい!
あなた

いや、ちょっとこの後…
約束あってさ!





ミナミ
え!うそ!!!誰!!??
マユ
何!まさか休日に
客なんかと合わないよね!?
あなた

うん!お客さんではないっ!!
そのー、友達?かな!

ミナミ
えー!ますます気になる!!
マユ
ちょっと!!誰なのよ!!!
あなた

えーっと…

サナ
ねぇ〜でも男の子達、
4人じゃなきゃ嫌だって〜
マユ
え〜人数指定かよ〜めんどくさっ
ミナミ
あなた〜ちょっとだけ!!!
ちょっとだけで良いから付き合って〜
サナ
顔だけ出して、
ちょっとしたら
抜けちゃえばいいじゃんっ!



ミナミ
おねが〜いっ
サナ
おねが〜いっ
マユ
おねが〜いっ





3人が私の方を見て
無言の圧をかけてくる。。。






みんなどんだけイケメンと飲みたいのよ笑笑












あなた

分かった!じゃあ行こっ!




「「「やった〜!!!!」」」







そんな流れで、
サナの友達の男の子達と合流する事になった








丁度向かっている時に、
グクくんからはメッセージが来ていた









[こっちはぼちぼち解散するよ〜
あなたさんの方も終わったら連絡して
迎え行くね!]





1杯だけ飲んですぐにグクくんのとこ行こう









私は少しでも早く、
彼に会いたくなっていた














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