第5話

5話
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2026/06/11 21:40 更新
ヒロから送られてきたメッセージ。

俺は急いで通信室へ向かった。
扉を開けると、ヒロがモニターの前に座っていた。
じゃぱぱ
じゃぱぱ
なにがわかった?
俺が聞くと、ヒロは画面をこちらへ向ける。

そこには大量の通信記録が表示されていた。
ヒロ
ヒロ
あの時間、本部にいた人をリスト化したよ
心臓が嫌な音を立てる。

ヒロは静かに続けた。
ヒロ
ヒロ
候補は4人
じゃぱぱ
じゃぱぱ
4人…
ヒロ
ヒロ
シヴァさん、ゆあんくん、えとさん、そして…
そこで言葉が止まる。
じゃぱぱ
じゃぱぱ
そして…?
ヒロ
ヒロ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
あ、え…?
思わず目を見開いた。
ヒロ
ヒロ
誰かはまだ…
じゃぱぱ
じゃぱぱ
そっか…
俺は大きく息を吐いた。

少しだけ安心した。
えとだけじゃない。

まだ何も決まっていない。
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ありがと
ヒロ
ヒロ
え…?うん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ちゃんと自分も入れるんだね…
ヒロは少しだけ目を丸くした。

そして小さく笑う。
ヒロ
ヒロ
もちろんでしょ
翌日。

Colorは新たな任務に向かっていた。
今回は物資の回収。

大規模な戦闘はないはずだった。
もふ
もふ
どぬ
もふが声をかける。
どぬく
どぬく
んー?
もふ
もふ
…離れないでよ
どぬくが苦笑する。

本当に仲がいい。
たっつん
たっつん
過保護やなあ…
たっつんが笑った。
もふ
もふ
普通だよ
シヴァ
シヴァ
普通じゃないよー
みんなが笑う。

少しだけ重かった空気が和らいだ。
任務は順調だった。
少なくとも最初は。
るな
るな
回収完了です!
るなが報告する。
じゃぱぱ
じゃぱぱ
おし!じゃあ帰…
俺が言ったその時。

ヒュンッ——

嫌な音が聞こえた。
どぬく
どぬく
っ!
どぬくが目を見開く。
敵の狙撃。
完全に死角からだった。

間に合わない。
そう思った瞬間。

ドンッ!
ゆあん
ゆあん
もふくん!?
もふ
もふ
っ…!
どぬく
どぬく
もふくん!
どぬくが駆け寄る。
敵の追撃。

だが。
うり
うり
させるかっ…!
高所から狙撃音が響く。
うりだった。

続いてゆあんが前へ出る。
ゆあん
ゆあん
敵は俺たちが抑える!
たっつん
たっつん
撤退や!
たっつんが叫ぶ。

全員が動き出した。
本部。

なおきりがもふの傷を治療していた。
幸い軽傷だった。
なおきり
なおきり
……もう大丈夫ですよー
なおきりが呆れたように言う。
もふ
もふ
すみません…
なおきり
なおきり
謝る相手間違えてますよ…
そう言って視線を向ける。

そこには。
しょんぼりしたどぬくがいた。
どぬく
どぬく
ごめんね…
小さな声。
もふは目を瞬く。
もふ
もふ
え、あ…
どぬく
どぬく
俺のせいで…
部屋が静かになる。
もふは少し困ったように笑った。

そして。
もふ
もふ
俺が
優しく言う。
もふ
もふ
守りたかっただけだから…
どぬく
どぬく
え…
どぬくが顔を上げる。
もふ
もふ
気にすんなって…
その言葉に。
どぬくは何も言えなくなってしまった。

耳だけが赤い。

俺は見なかったことにした。

うん。
見なかった。
夜。
俺は執務室で資料を見ていた。

するとノックの音。
じゃぱぱ
じゃぱぱ
んー
扉が開く。

そこにいたのはのあだった。
のあ
のあ
起きてたんですね…!
じゃぱぱ
じゃぱぱ
そりゃそうよ
のあは少し困ったように笑う。

そして机に一枚の紙を置いた。
のあ
のあ
これ…
じゃぱぱ
じゃぱぱ
何?
見た瞬間。
背筋が凍った。

それは。
本部の入退室記録だった。

そして。
情報漏洩が起きた夜。
通信室に出入りしていた人物の名前が書かれている。

そこには——
"えと"
"ゆあん"

二つの名前が並んでいた。
俺はしばらく動けなかった。

のあも不安そうな顔をしている。
のあ
のあ
どうします…?
俺は紙を見つめる。
信じたくない。

でも。
疑いは確実に強くなっていた。





そして同じ頃。
本部の誰もいない廊下で。

えとは静かに立ち止まる。

その隣にはゆあん。
えと
えと
…もう時間ないよ
えとが呟く。
ゆあんは目を伏せた。
ゆあん
ゆあん
…分かってる
苦しそうな声。
ゆあんは拳を握る。

そして。
ゆあん
ゆあん
それでも
静かに言った。
ゆあん
ゆあん
守らないと
えと
えと
うん
その表情を。
まだ誰も知らなかった。

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