第29話

六年生の行方
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2026/01/29 11:14 更新
ザアー、、、
ボチャン!
乱太郎
う〜ん!なんだかスッキリした気分!
あなた
よく眠れた?
乱太郎
うん!昨日は本当にありがとう!
お陰で元気が出たよ!
あなた
全然気にしないで。私は友達として当たり前のことをしただけだよ。

起床。
乱太郎くんが起きたのを見計らって戻ってきた私は、乱太郎くんのか状態を確かめていた。

うんうん。いつもの乱太郎くんに戻ったみたい。
良かった。
あなた
とりあえず、学園に戻る?
乱太郎
うん!戻ろう!
帰ってみんなに謝らなくちゃ!
あなた
よし、そう来ないとね。
テクテクテク
あなた
、、、なんか霧出てきた。
乱太郎
ここどこ、、、?
あなた
見失わないように、手繋いで行こ。

河原からしばらく歩いたところで、霧が出始めた。
この道は学園までの近道で、通っていれば必ず着く道なのだが、霧が濃くなり前があまり見えなくなってきた。
余りにも霧が濃いので、手を繋いでゆっくりと歩く。

「うわーーー!!」
あなた
!?
乱太郎
ん?
あなた
今の、、、
乱太郎
伊作先輩の声だ、、、!
乱太郎
たっ大変だ、、、!
あなた
かなり厄介なことになってきたね、、、

先輩の声らしきが聞こえた方へ行くと、なんと六年生の先輩方全員が、この森に忍んでいたであろうドクタケの忍びたちに捕まっていた。
あなた
まさか私たちのような人形を作るとは、、、

ドクタケは、先輩方が来るところに人形を設置。その後、斬りかかろうとしている風を装い六年生を誘い出し、ドクタケ忍者隊トップ「稗田八方斎」が自身の頭で仕留めるという、画期的な作戦で捕まえていた。
乱太郎
助けなきゃ、、、!
あなた
そうだね。付いて行ってみるか。

私たちは、食満先輩が連れて行かれたであろう方向へ走り出した。
ザッザッザッザッ、、、
乱太郎
、、、!あれは、、、
あなた
、、、城か。

ドクタケ忍者隊を追いかけていくと、ある開けた場所へ出る。そこには中規模以上の大きな城が、鬱蒼とした森の中に佇んでいた。
詳しくは確認できないが、少なくはない人数がいる気配がする。武装は、、、少ないかなぁ。まあとにかく。
あなた
先輩たちは、あそこにいるね。
乱太郎
うん。どうにかして中に入らないと、、、でも私たちだけでは難しい、、、
あなた
そうだね。どうするかな、、、

私は今の年齢は6歳。
いくら前世の記憶があるからと言って、体力などが追いついているわけではない。能力も、私は無闇矢鱈に使うことはできないので、無理には動くことはできない。
乱太郎
、、、でも行かなきゃ。
あなた
!
乱太郎
もう忍者失格と言われないためにも、私が助けに行かなきゃ!
あなた
乱太郎くん、、、うん、そっか。そうだね。

乱太郎くんも精神的に成長してきている。
だったら私もそれに付き合ってもいいかも。
あなた
それに、味方は私たちだけじゃないみたいだよ。
乱太郎
え?

バッ
みんな
乱太郎!あなたの転生後の名前!
乱太郎
え?きり丸!しんべヱ!どうしてここに?
あなた
お兄ちゃん。久しぶりだね。
きり丸
おう!久しぶり、、、じゃねぇ!!お前、今までどこ行ってたんだよ!
あなた
乱太郎くんのそばにずっといたよ。
きり丸
そうじゃなくて!何で忍術学園を出て行ったんだよ!すっごく心配したんだぞ!?
あなた
うっ、、、ごめんなさい。乱太郎くんのことが心配で、一緒についてきちゃったの。
きり丸
だったら何か一言言えよ!
俺はお前の兄ちゃんなんだぞ!
あなた
はーいごめんなさい、、、
きり丸
、、、はぁ。スッ

ぎゅっ
あなた
、、、!
きり丸
、、、心配かけさせんな、、、
あなた
、、、うん。本当にごめんなさい。

流石に心配させすぎちゃったみたい。
次からは気をつけないと、、、
みんな
、、、フフッ
みんな
ええ!?六年生の先輩達が中に閉じ込められてる!?
乱太郎
、、、うん。私のせいでみんな捕まってしまったんだ!だから私、いく!あのお城に潜入する!
みんな
、、、
きり丸
、、、分かったよ。俺たちはさ、
四人合わせて一人前だろ?
しんべヱ
そう!
あなた
うん。
乱太郎
えっ?
しんべヱ
これ、、、
きり丸
持ってきてよかったな!

そういうと、しんべヱくんが持ってきた包みを解いて、中身を取り出した。
あなた
あれ、これって、、、
きり丸
お前らの着物さ!俺たち、この着物できたんだ。だから裏返せば、ほら!

お兄ちゃんが自身の着物の裏を返して見せる。
すると、忍術学園の制服模様が刻まれてあった。
しんべヱ
これで四人、お揃いだね!
乱太郎
、、、ポフッ
あなた
、、、ありがとう。
きり丸
ああ!さ、いこうぜ!六年生を助けに!
みんな
うん!

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