第75話

地雷
2,869
2021/07/25 03:25
*あなたside



あれから2週間が経ち、今日から森然高校での合宿が始まった



今回は変人組も遅れずに来れたようだ



烏野はこの2週間ですごく成長していた



猫又「小気味良い程に噛み合ってないねえ!」



あなた「色々新しいことやってますね」



でも、あのメガネの人は...





黒尾「あ、あなたー、自主練付き合ってくれ」



あなた「うんいいよー」



黒尾「ついでにリエーフ鍛えるか」



第3体育館へ行くと、木兎さんと京治くんもいた



木兎「お前らも自主練?」



黒尾「俺はリエーフこいつのレシーブ練」



あなた「私はそのお手伝いですね」



灰羽「俺スパイク練したいです!!」



あなた「レシーブが先でーーす」



リエーフの見本としてクロくんがレシーブをする



そのために私がスパイクを打つことになった



赤葦「あなた打てるの?」



あなた「これでも元経験者だよ!」



赤葦「へぇ、そうなんだ」



あんまできないと思ってるな...



あなた「クロくん行くよ!!」



黒尾「お手柔らかにお願いしますよ」



私はボールを上にあげてから助走して、ジャンプサーブをした



そのボールはクロくんに拾われてしまった



あなた「取られたぁぁぁぁ!!!」



黒尾「おま、見本だってのに本気でやんなよ!!」



クロくんとぎゃーぎゃー騒いでいると木兎さんが言った



木兎「あなた、すっげえな!!!!」



赤葦「驚いたよ、あんなに上手いなんて」



あなた「いやぁ、それほどでも」



そんな感じでレシーブ練を続けていると、



木兎「ブロックいねーとスパイク練になんねーって!!」



灰羽「俺が跳びます、!」



床に這いつくばりながらそういった灰羽



黒尾「レシーブできてから言え」



赤葦「あなたは身長的に難しいだろうし、」



あなた「京治くん???」



赤葦「なんでもないよ」



そこに烏野のメガネの人が通りかかった



クロくんが誘ってもあまり乗り気ではなかったが、煽られるとノッてきた




あなた「なーーんか覇気がないというか無気力というか...」



それから灰羽の特訓を終わらせたクロくんと一緒にブロックを跳ぶメガネくん



クロくんがまた煽りを入れた



黒尾「そんな悠長なこと言ってるとあのチビちゃんに良いとこ全部持ってかれんじゃねーの」



それに対し、メガネくんは



月島「それは仕方ないんじゃないですかね〜、日向と僕じゃ元の才能が違いますからね〜」



そう言ってから出ていってしまった



クロくん、地雷踏んだ?

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