第46話

3月11日 中学生の主人公side
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2019/03/22 15:22
8年前...

私が小学生だったころ


大きな地震で私のメンタルは崩れた




その日は幼稚園の卒園式の日だった

桜がまいみんながうっとり気分で思い出に浸っていた時やってきた恐怖










グラグラグラグラ





プープープー





急に鳴り出したスマホの地震アラーム


それと同時にやってきた大きな揺れ

誰もが幸せ気分から恐怖のそこに突き落とされた。
こども
きゃー
愛柚乃
うわぁぁん
保護者
大丈夫だよ。
先生
みんな大丈夫だよ!

庭園の中に入って



1度きた大きな地震がおさまった後も続く余震


人々は地震とは別の震えで恐怖から逃れられなかった
あなた

えぇん。・゚・(ノД`)・゚・。

先生
大丈夫だよ?
あなた

お兄ちゃん!

この時お兄ちゃん達は病院で卒園式も来られなかった…

けどお兄たちの働いてる姿が大好きだったから別になんとも思わなかった


ただ大好きな先生と本棚の下で痛みに耐えていた









地震発生から3時間後

みんな安全確認がとれて家に帰ってく中1人だけ取り残されていた

先生達と肩を寄せあって恐怖に必死に耐えていたとき聞き慣れた大好きな声が聞こえた




大好きな先生と痛みに向かって闘っていた
健人兄
健人兄
あなた!

いるか?

返事しろ!



私の幼稚園は本棚や植木鉢や卒園式の立て看板が倒れていたりと他にもいろんなものが地面に落ちていて十分な身動きが取れなかった
あなた

お兄ちゃん!

健人兄
健人兄
あなた!

どこだ
あなた

ここだよ

風磨兄
風磨兄
あなた!

お兄ちゃん達来たからそこ動かないでよ!
私と私の大好きな担任の先生は本棚が倒れ下敷きになっていて動きが取れなかった


先生は足が挟まって私は完全に下敷きになってしまった。


朦朧とする意識の中で必死に声を出した
健人兄
健人兄
あなた!
あなた

お兄ちゃん...先生の事...ハァ...たすけ..て…

健人兄
健人兄
うん助ける!

あなたもね!

風磨!

本棚の下敷きになってるこっちに来て!
風磨兄
風磨兄
おう!
健人兄
健人兄
本棚あげるぞ



せーの
その言葉と同時に激痛に襲われて私は意識を手放した…











気がついたら病院のICUで呼吸器つけて
横になってお兄ちゃん達に手を握られてた…





それから8年後こうして幸せでいられるのはお兄ちゃん達のおかげだよ!


ありがとう

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