第9話

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2024/08/16 11:30 更新






 









その後も、私たちは談笑しながら綺麗な星を眺めていた。

だけれど先程とは少し違う。
どこか不穏な空気が漂っている。
まるで、誰かの視線を感じるような
不快感のある視線。












話しながらも周りに意識を向ける。













するとその瞬間、ゾワリと私の体に殺気のようなものが駆け巡った。







咄嗟にキルアとゴンの方を向くと、2人も気付いたのか顔をぐっと強張らせている。







この殺気と先ほどまでの身の隠し方、只者じゃない。


そう思いながら後ろを振り返る。
だけれど、殺気を放った当本人はいない。
おかしい。この数秒の間で移動できるはずがない!





そう思うのも束の間、先ほどとは違う位置から誰かがこちらに歩いてきた。



あなた
、!?


この人だ、殺気の正体、

筆のような髭をもった、不思議な見た目のおじいさん。


焦ったように振り返ったもので歩いてきたおじいさんはにこにこしながら私たちに問いかけた。

ネテロ
どうかしたかの?


ただならぬ嫌悪感が身体にぞくりと駆け巡る。
私は身を固めながら慎重に口を開く。






あなた
おじいさん、名前は?
 




ネテロ
わしはハンター協会会長、
ネテロと言うものじゃよ






この人が、ハンター協会会長、








別格だ、雰囲気から私たちと違う。
一目見ただけでもこの人が強いということはすぐにわかった。


けれどゴンは気づいていないようだ。


ゴンはきょとんとしながらネテロさんに平然と尋ねた。
ゴン
ねぇネテロさん、
さっきあっちの方から誰か来なかった?

ネテロ
いや、知らんのぉ、


とぼけるのも無理があるだろう、笑

キルア
素早いね、歳の割に。







キルアも気づいたようだ。



ネテロ
今のが?
ちょこっと歩いただけじゃよ、
ネテロ
ちょこっとな


見下すような言い方をされ、少しむっとする。
キルアの方をみると結構苛ついているようだ。

キルア
、何か用?

ネテロ
それがのう、
退屈なんで遊び相手を探してたんじゃ!



、遊び、殺し合いでもするのだろうか。
そうとなれば絶対に嫌だ。意地でも逃げてやる。
あなた
キルア、ゴン行こう?


ゴン
、え、?うん、
キルア
こんなことやってらんねーよ


ネテロ
まぁまぁ、待ちんさい。
ネテロ
おぬしら、ワシとゲームをせんかね?





立ち上がったところでネテロさんに止められる。

ゲーム、


強者にそんなことを強請られるのは少し興味が湧いてしまうだろう。


私の口角が少し上がるのが分かる。

それを見たネテロさんはここぞとばかりに熱弁を続けた。
ネテロ
そのゲームに勝てたら、
ハンターの資格をやろう。


あなた
ハンターの資格、


本気でやると、この飛行船落としかけないけど、
こんなのやるしかないだろう。好条件だ。

あなた
どーする?

一応、キルアとゴンの意見も聞いておこう。
ゴン
うーん、面白そう、!
オレ、やるよ!

キルア
、しゃーねーな、

あなた
よし、決まりだねネテロさん!


ネテロ
そうこなくてはのう、
付いてきなさい。



私とキルアたちは二つ返事で了解し、


ネテロさんの背中を追った。






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