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第9話

シナリオ
8
2026/09/21 12:00 更新
大広間には、エルアが座る玉座、

長いひと続きの、金で装飾されたテーブル、 行政で使う、剣のようなレイピアのような杖

など、

様々なものがある。

エルアは、すっと玉座に座ると、

手に持っていた本のページをめくっていく。

そして、あるところで止まる。

「主人公に判決を下す

国に許可なく入った主人公に有罪の判決を下し、

主人公の反感を買う

+15トール」
と書かれている。なるほど。

主人公の反感を買う、

というところは買われるために有罪判決を下

すわけで、

下さなければ反感を買われないということだ。

+15トール、

のトールは、

言い換えるとポイントのことで、

次の世界に行くためのポイントだ。

一定の量までたまると、次の世界に行くことができる。

この国では、私が最高権威として慕われている。

前いた世界と違うところは、

有罪判決など裁判の判決は私が下し、

国に関係することも、

親が介入した上で私が決めることになっている。

まあ、どのときも私の意見が最優先されるの


だが。

さて、前世の記憶を取り戻した私が、 主人公の反感を買うなどするわけないだろう。

だから、この後の裁判でも、 言いがかりをつけて無罪にしたい。

これから、

トールを全然もらえないことになったとしても、

私は決心したんだ。この世では、いい人になると。
この本がシナリオならば、私はそれに逆らおう。

シナリオと真逆の道を行こう。

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