これは 、わたくしの本心で 、
本当に心の底からでた言葉であった。
この言葉は正しい 、はずだったんですけど __
夜の20:00過ぎ 、
彼が追いかけたはずの彼女が 、
ずぶ濡れどろどろの状態でわたくしの前に現れた
あなたの下の名前ちゃんをソファーに座らせ、
わたくしは問い詰めた。
あなたの下の名前ちゃんはにへらと笑って
わたくしのことを優しそうに見つめた。
あなたの下の名前ちゃんは剣持さんが
寄り添ってくれたのに拒絶してしまったこと 、
もう剣持さんに会うつもりはないということ 、
夜が明ければわたくしとももう会うつもりは
ないことを伝えてくれた。
あなたの下の名前ちゃんのこんな姿 、はじめて見た。
彼女はわたくしと違って
弱点が全くない超無敵ガールだと 、
ずっと信じて疑わなかった。
わたくしはあなたの下の名前ちゃんを
そっと抱き寄せて 、耳元に口を寄せた。
朝日あなたの下の名前は 、ただの1人の
かわいい女の子であった。
そしてわたくしは何よりも彼女が
わたくしのことを頼ってくれたことが
1番嬉しかったのだ。
あなたの下の名前さんは僕の手に
抱えられたものを見てそう言った。
彼女は顔を真っ赤にして叫ぶようにそう言った。
そんな彼女の手には " チョコレートコスモス "
の花がしっかりと握られていた ____














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。