第9話

Ⅷ. お守り
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2022/11/06 02:21
 
病院に帰る時、じゅーにいろんな話をした。捨てられちゃったけどどぽさんが拾ってくれたこと、病院を飛び出したのはお守りを落としたから取りに来たこと。

じゅーは静かに笑った。
 
入間 銃兎
入間 銃兎
辛い思いしたんですね。拾ってもらえて良かったじゃないですか。
水澤 (なまえ)
水澤 あなた
うんっ!
碧棺 左馬刻
碧棺 左馬刻
…………そのお守り見してくんねぇか?
水澤 (なまえ)
水澤 あなた
? いいよ!
 
さまときまさはお守りを少し見つめてから、私に返してきた。なんだか寂しそうな目をしていた。
 
入間 銃兎
入間 銃兎
左馬刻が落ち込んでる……??
碧棺 左馬刻
碧棺 左馬刻
おい銃兎聞こえてんぞ!
水澤 (なまえ)
水澤 あなた
やっぱりさまときまさこわい……
碧棺 左馬刻
碧棺 左馬刻
左馬刻つってんだろ!!
入間 銃兎
入間 銃兎
子供に強要なんてみっともないですよ、左馬刻。
碧棺 左馬刻
碧棺 左馬刻
いい気になりやがって……!!
 
ケンカになりそうになった時に丁度病院に着いた。二人は険悪ムードだけど、とりあえず帰らないと。
 
水澤 (なまえ)
水澤 あなた
つ、ついたよ!
入間 銃兎
入間 銃兎
……どうします?中まで送りましょうか?心配なら送りますよ。
水澤 (なまえ)
水澤 あなた
なかまではだいじょうぶだよ!
水澤 (なまえ)
水澤 あなた
じゅー、さまときまさ、またね!

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