楽しく話しながら教室に入る。
男子が騒ぎ始める。
笑って後ろを向くテテ。
ジンはテテの事を見てにこにこ笑ってる。
もしかしてテテもモモが好きとか!?
えぇぇぇ。
やばいでしょそれ···。
モモが意味ありげにクスクス笑う。
何なんだろう。
テテはモモが好きじゃないなら、何で照れてるの?
ずっと笑ってるし。
男子も男子で騒いでるし。
女子も騒いでる。
女の子たちの所に行って尋ねる。
あっさりそう言われた。
もう諦めよっと。
放課後に確かめればいいんだ。
必ずや真実を捕まえてみせる( •̀ω•́ )✧(笑)
モモに呼ばれて走って行く。
それからは2人で楽しく話をした。
賑やかな教室の中で、私たちは笑い合った。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!