💛「しゅん、すけ……」
💖「ん?」
名前を呼ばれた上に、胸に顔を埋めた長尾が上を向きキュルキュルとした瞳でみつめてくる。
💛「駿佑、好き。」
俺はこれはほんまに夢かもしれんと思うほどふわふわと幸せに包まれる。信じらんくてマジで震えてる。
でもまだやっと10時になるくらいの日中やし、窓からはいる日差しのなかで、こんな明るい中で必死に抱き合っていたなんてと、いまさら恥ずかしくなる。
💖「好きやで。け、謙杜とこんなことするなんて全く思わんかってんけど。」
💛「……やっぱり、そうよな。」
💖「え?……いやその、俺はその、ちょっとやましいこと考えることもあったけど、お前はちがうと思ってたから。」
それに長尾は顔を赤らめて、嬉しそうにはにかむ。
💛「……考えてたそのやましいこと……
全部俺でしてみてや。」
💖「んんー!もう!明日動けんくなるぞ!」
💛「ええよ。ずっと我慢してたんやもん。
しゅんの好きにしてほしい。俺のこと。」
💖「……ん〜〜もう知らんからな!」
それから俺は長尾をゆっくり抱きしめ、見つめ合う。
すこしほわっとした長尾の頬はピンクで可愛い。
💖「じゃあ今度は俺が謙杜のこと、ぜんぶぜんぶゆっくり確かめてええ?」
パッと目に入った長尾のカメラを徐に構えて、シャッターを押す。
カシャ。
そこには俺に抱かれた長尾がふにゃりとでも妖艶に裸で横たわっていて、それをカメラに収めてしまったことにドキドキする。
💖「俺のこと知っちゃった謙杜のこと。
ちゃんと残しておいてな?俺にデータちょーだい。」
💛「ん。ええよ。流出させんでよ。」
長尾は全身紅潮しているようにみえたが、落ち着いてそう言ったから、俺に大胆にしてきたこと考えたら、ものすごい覚悟して俺にしてくれたんやなって感じる。
💖「こんな可愛い謙杜、誰にも見せたないよ。
やから、お前自身このデータ取り扱い厳重注意やで。」
俺は長尾の全身をゆっくり見渡す。
綺麗な骨格に細すぎない程よい筋肉がつく身体。
綺麗や。ほんま綺麗。
少年ぽさと大人の色気を兼ね備えてる。そのバランスが絶妙なんやと思う。
カシャ。
💛「もうええからぁ。はよしゅんに触れたい。」
そんなこと言われたら俺やってむりや。
💖「俺がいっぱい触りたいねん。
……謙杜がどこが感じるのか、ゆっくり試したい。」
と、長尾の口に短くキスをし、今度はディープキスじゃなくて長尾の首筋にキスを落とす。
💛「んっ……」と肩をすくめくすぐったそうな声を出す長尾は耳が真っ赤で、庇護欲と征服欲が入り混じり、自分でもちょっと怖くなるくらい長尾のこと好きにしたくて、俺は長尾の赤くなった耳の裏にキスを落とし、ゆっくりと舌を這わして、耳の中をゆっくりと舐める。
💛「んんぁっ……はぁ。」
いや、とか、あかんとか言ってくると思ったのに、すこし喘いだきりだったから、恐る恐る彼の胸へ手のひらを伸ばし、触れると、すでに先は反応していて、少しビクッとなるから、俺は手のひらでゆっくり優しく撫でて、軽めに指先で先を何度か掠めると、
💛「あっんっ」と声を上げ、彼は耳どころじゃなく全身赤くなる。
💖「謙杜、感じてくれてるん?」
💛「……なんか身体おかし……ねん。」
感じてくれてるのが嬉しくて、俺は耳を舐めながら両手で胸をなん度も手のひらで撫で回す。
💛「ああんっ……しゅ、くん、」
💖「けんと、気持ちぃ?」
💛「んっしゅんっ気持ちぃっ!」
俺は可愛くて可愛くて我慢できず、また舌を入れる激しいキスをする。苦しそうにしても、なかなかとめるとこもできず、しばらく唾液を混じり合わせて、口内を舌で確かめた。
💛「しゅん、キスやけで気持ちくてやばい。どうしよ。」
💖「俺もやで。もっと気持ちくなって?」
と俺はさっきから腰が動くたびに長尾のものが俺の太ももに当たっていたので、それにゆっくり手を伸ばし、ぎゅっとつかんで上下に扱く。
💛「あぁあ!んっあかっんすぐイっちゃうねん。」
💖「我慢せんでええから、イッてええで?」
💛「ややぁ、はよ、しゅんの嵌めて?」
💖「はっ……」
あまりにサラッと長尾がエロいこと言うから、ちょっとびっくりする。
💛「あ、引いてる?」
💖「……謙杜、もしかしてやけど、慣れとるん?」
さっき、俺の童貞は長尾から騎乗位で奪われたわけやけど、俺は長尾の初めてではないんやろな。とちょっと落ち込む。
💛「慣れとると思われてもしゃあないけど……
今日が初めてやで。」
と長尾は言ってから、顔を両手で覆い、横を向き悶えだす。
💛「さっきあんな風にみっちーのこと襲っておいて、全く信憑性ないよな……うわぁ、えぐー!はずー!!」
💖「いや、その、俺が初めてなんて、嬉しい。」
💛「ずっと、ずっとみっちーとエッチなことしたかったから、ずっと一人でしててん。………あ゛ぁ゛ヤバ。」
顔を真っ赤にして赤裸々な告白をしてくる長尾が可愛くて愛しくて、もうわけわからんくらい興奮する。
💖「俺も、長尾のこと考えてシてたから。」
俺は長尾の初めてやった事実にすら興奮しとんのか。
いやいや初めてであのエロさってヤバイやん。
これからゆっくり長尾のを咥えてイかせよう思ってたんに、すぐに挿れたくなる。
💛「俺の何を考えてするん?
俺はいつもしゅんのどんくらいおっきくなるんやろとか、下世話なこと考えとったわ。」
💖「えっ。……俺、大丈夫やった?小ない?」
💛「いやさっき、めっちゃデカくてちょっと引いたわ。」
💖「えっ。引いたん?」
💛「いや、でも頑張って挿れたやろ?あんなん初めてやもん。……奥まで。」
💖「ちょっとほんまに初めてなん?」
💛「やから初めてやけど、その、玩具で慣らしててん……引いたよな。ごめん。」
俺は考えるより先に、
💖「見せてそれ。」と言っていた。
💛「え。エッチせんの。」
💖「するけど。それみせて。」
長尾は俺がちょっと怒ってると思ったのか、ソワソワと玩具を探しに行く。
帰ってきた長尾は男性器を模した玩具を持ってきて、絶句した。
💛「怒ってる?……やって。」
💖「いや怒ってへん。ただ、よくわからん嫉妬?」
💛「駿佑やと思ってしとったから、怒らんで?」
いや、めっちゃかわええ。
怒れるわけないんよ。そんなん。
💖「怒っとらんねん。もう今日からソレ使わんでな?俺がおるやろ?」
💛「……わかった。」
さっきは闇雲にただ長尾が俺のを取り込むみたいに挿れてわけわからんまま腰振って果ててしまったけど、ほんまは、もっと、長尾のいいところちゃんとわかった上でちゃんと繋がって、一緒に良くなりたい。
困った顔をしてる長尾にまたゆっくりキスを落とし、うつ伏せにさせて、背中にキスを落としていくと、綺麗な横顔が善がりながら甘い吐息を吐くから、もう今すぐにでも挿れたくなる。
綺麗な身体や。
ほんまに天使の羽生えててもなんの疑問ももたんな。
ちょっと成人男性にしては腰が細すぎるけど、俺にはエロいって思ってまう。
俺は腰を両手で掴み、食べるみたいに腰に舌を這わせていくと、ビクビクと身体が震え、声が上がった。
はやる気持ちを抑えて、ゆっくり双臀を片方ずつキスを落としていく。
そしてゆっくりその蕾に舌を這わせようとしたとき、
💛「舐めんでよ。ローションついとるしやや。」
💖「あかんの。」
💛「もう挿れてやぁ。」
💖「あかん。もう少し。」
俺やって臨戦態勢やし、なんなら早よ挿れたいのは俺の方やけど、長尾のアレ、後ろでも気持ちよくなれるとこ探すんが、俺のミッションやねん。
と目的を思い出し、舐めるのは諦め、ローションを手に温めて、ゆっくり彼のうしろに指をつぷっと入れ込ませた。
💛「……ふ……ぁ、んっ。」
ゆっくり指先を動かしながら入れ込ませ、ナカを掻き回していく。少し腰が揺れるたびに、指先に神経を集中させるがわからない。
一度抜き、今度は二本、三本と焦らしてると思われてもしゃーないほどゆっくりナカて指をバラバラと動かすと、ビクビクと身体が震え、
💛「あんんっ……やぁ。」
と悶えて長尾が顔を枕に隠す。
やっとわかったソコを何度か指先で擦ると、
💛「ンァっ!イっちゃうからぁ、しゅんのはよ挿れたってぇ。」
💖「わかった。挿れる。」
とゴムをつけ、念のためローションを足し、ゆっくりと後ろから挿入した。
パチュ……クチャ。
💛「んんーーっ」
💖「んぁっ」
ヤバ。気持ち良すぎて声出た。
💛「しゅん……」
長尾は横を向き、俺の顔を見ようとするから、俺は後ろから顔を近づけ、キスをする。
腰からも触れ合うくちびるからも水音がして、繋がっている気持ちよさに足される。
💖「けんと、すき。」
腰を掴み、パチュパチュと打ち付けながら、すぐにイキそうな自分を抑える。
長尾がまた後ろを向き、キスをねだるようやったから、腰を下ろし、寝バックにしてから、片足を持ち上げて側位にし、片足を肩にかける。
俺も大概やな。だってこんなふうにしてみたかったんやから。
細い脚も綺麗や。筋肉のつきかたも。
無意識に足を撫でるように触ってしまう。
そして腰を止めることができず、ずっとゆっくりピストンしてしまう。
💛「あっんっんっ……やっと顔見れる。」
そんな言葉にキュンとする。
俺やって見たかった。綺麗で、いまは一層色気に溢れる好きな顔。俺に挿れられて息をあげて善がってるエロい顔。やば、がまんできんくなる。
💛「んんぅ、またおっきなった。」
💖「けんとが、締めとんやろ。気持ちい。溶けそう。」
この体勢やと長尾のいいとこ当たらんかもと正常位にして、また長尾の足を持ち上げて、腕にかけ、ゆっくり腰を抜き差しすると長尾のアレも揺れる。
結構視覚的にやばい。
でも長尾の後ろは官能的に誘い込んでくるみたいに中でうねるみたいに俺は本能的に腰を奥まで入れ込んでいた。
💛「ふぅんんっんーぁ。しゅんっ。好きぃ。」
💖「けんと、気持ちぃっ!」
💛「俺も、気持ぃっんっあっあんっあっ深いぃ。」
💖「痛ない?」
💛「気持ちのっあんっ奥来てるっしゅんくんっのぉッ」
💖「可愛すぎるやろ。ムリ。」
俺は我慢できず、パチュンパチュンとやらしい音をもっとさせながら、高速でピストンして、長尾がイキそうになってからようやく俺も我慢するのをやめて、膜越しに白濁を解き放った。
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気づけば薄暗くなっていた。
💖「ん……あ、寝ちゃってた。」
💛「あ、起きた?」
ひょこひょこ腰を押さえながらベッドに向かってくる長尾をみて、ヤバ、やりすぎたと猛省する。
💛「お風呂ためたから、先ええよ。」
💖「けんとと一緒がええ。俺が身体洗ったる。
身体だるいやろ?」
長尾はちょっと恥ずかしそうな顔をしたが、じゃあはいろ。と言ってくれた。
俺は長尾をぎゅっと抱きしめて、お姫様抱っこする。
💛「えぐい。俺女の子やないんやから平気やって。」
💖「女の子扱いしとるわけやないよ。やってもう俺たち恋人やろ?」
長尾は恥ずかしそうに、でも俺の首に両手を周りしがみついてくれる。
💛「……みっちーがそれでええなら。」
💖「なんやねん。いつもは素直なんに。」
💛「ほんまやな。いつもと逆やんな。ふふ。」
💖「あぁ、かわええ。」
それからも俺はオモテではやっぱり恥ずかしくてちょっと距離を置いちゃうけど、二人きりの時は、素直に毎回、好きや。可愛い。を言ってしまう。
◯長いだけ長くて、オチも何もなかったですが。。
誌面では距離が近くなって嬉しいと言いつつ、インライでは微妙に、動揺してる💖さんに私が動揺しました。どんな近さなんですか……💛さん。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。