第115話

52話
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2023/03/20 07:18 更新
あなたside

りょーちゃんの後に続いて

屋上に足を踏み入れると

本当に風が少し強めだった。





向井「おっ、お二人さん来たー」


阿部「やっほー」


深澤「よっ」


『よっ』





私達に真っ先に気づいた康二くんが

こちらにヒラヒラと手を振り、そう言う。

それにりょーちゃんは手を振り返しながら

ふわふわした口調でそう言う。


その後ふっかにそう言われたから

私も真似して返せば






深澤「ふはっ、なんか似合わねぇな(笑)」


渡辺「たしかに(笑)」





なんて、ふっかと翔太くんに言われた。

似合わないってなんだし。

たしかにってなんだし。





『えー、深澤くんと渡辺くんひどーい(笑)』


渡辺「え、俺も!?(笑)」


『うん、(笑)』





私は口を尖らせてそう言った。

まあ、ほぼ冗談みたいなもんだけどね。笑





佐久間「2人も強風に気をつけろよー」


向井「ほんま今日風やばいでー」


『はーい(笑)』


阿部「はいはい(笑)」





2人の注意勧告に

そうゆるーく返事をした。


それからみんなの近くに座って

私とりょーちゃんもお弁当箱を開いて

それを食べ出す。


お母さんのご飯は

やっぱり美味しいなぁ。

箸が止まんないくらい。






深澤「つか、あなた去年来た?」


岩本「あー、文化祭ね」


深澤「そうそう」


『あー、来てたけど屋上いた』


ラウ「えっ!?そうなの!?」


向井「どっか行ってないん!?」


『行ってない(笑)』


阿部「ずっと屋上いたんだって(笑)」


佐久間「まじかぁ」


渡辺「何してたの、逆に」


『寝て起きて煙草吸って、寝てって感じ』


岩本「がちの不良じゃん(笑)」


ラウ「やばー(笑)」


宮舘「え、もう煙草してないよね?」


阿部「たしかに。してない?(笑)」


『んー、してない』


向井「なんか怪しいんやけど(笑)」


渡辺「本当にやめたの?」


『やめたやめた!』





そう言えばやめたなぁ、最近は。

煙草もどっかいったし。

捨てたんだっけ。あれ。

使いきったんだっけ。


まあ、いいや。

どのみちもう使わないし。

吸ってたらまたみんなに

怒られるだろうし。笑





目黒「もう不良じゃないもんね?」


『うん、不良やめた!(笑)』


ラウ「偉い偉い!(笑)」


向井「そうやな、偉いでー」


深澤「更正されたんだな(笑)」


『まあ、もうガキじゃないんで(笑)』





なんてドヤ顔で言ってみる。

そんな私を見てみんなは笑ってた。


やっぱりこの空間が楽しい。

青春だなって感じるなぁ、なんて。

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