第67話

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2024/09/22 13:57 更新



カルパッチョ
カルパッチョ
ねぇ、あなた、もっと、

カルパッチョの匂いが鼻に充満する。その匂いが心地よく、つい身体を預けてしまいそうになる...。そんな時、ドアがコンコンと叩かれた

カルパッチョ
カルパッチョ
…


カルパッチョは不満そうな顔をしている



カルパッチョ
カルパッチョ
こんな時に誰だよ…



チッと舌打ちをしたカルパッチョは扉の方向には向かわずベットの上にとどまっていた



あなた
行かなくていいの…?


カルパッチョ
カルパッチョ
別に。今はあなたとの時間の方が大事だし。


サラッと言い放たれた言葉に私は顔から火が出そうになる


だがドアを叩く音は激しさを増していく


あなた
やっぱでたほうがいいんじゃない...?

ムスッとしてるカルパッチョを横目に私はドアのほうへ向かっていった



あなた
誰ですかー?



私がドアにてをかけるとフワッと体が浮いた

あなた
?!?!?!


私は驚きで声もだせなかった




チラッと上を見てみるとそこには見慣れた顔がある




マーガレット・マカロン
マーガレット・マカロン
お楽しみ中にごめんなさいね、ちょっとこの子借りていくわ

あなた
マカロンさん?!?!
マーガレット・マカロン
マーガレット・マカロン
探してたのよ〜?でもあなた達の声が聞こえたからすぐにわかったわ♡

マカロンさんはまるで迷子になっていた子猫を愛でるような目と声色をしていた

カルパッチョ
カルパッチョ
あなたと遊んでたのは僕なんだけど

少し怒っているかのようなカルパッチョの声が響く

マーガレット・マカロン
マーガレット・マカロン
それはわかっているわ。でもこれが終わったら一日中たっぷり遊んでもいいから、ね?

そう言いマカロンさんは私をお姫様抱っこで足早に逃げていった




あなた
あの...マカロンさん...?
マーガレット・マカロン
マーガレット・マカロン
どうしたのかしら?

あなた
どこに行くんですか...?


カルパッチョの部屋から離れて数分、ずっとお姫様抱っこをされている。




フワッと香るマカロンさんの良い匂いが鼻を擽る



すれ違う人からまじまじと見られたり2度見3度見をされたりと正直恥ずかしい


あなた
てか、もう自分歩けます!!

マーガレット・マカロン
マーガレット・マカロン
あら、ごめんなさいね。でも、こうしとかないとあなたちゃんったらすぐ逃げちゃうでしょ?

あなた
こうしとかなくても逃げませんよ〜...。

あなた
でもなんで私はマカロンさんに借りられたんですか?誰かに呼ばれてました?

マーガレット・マカロン
マーガレット・マカロン
あら、そうね...ごめんなさい。これは私の身勝手な行動なの

マカロンは謝っているけど目と口は全然笑っている
あなた
それって...?

マーガレット・マカロン
マーガレット・マカロン
ずっとカルパッチョちゃちゃんと一緒に居てアタシが妬いちゃっただけよ。
あなた
えっ?!
マーガレット・マカロン
マーガレット・マカロン
だってあなたちゃんったら帰ってきても私に挨拶すらしてくれなかったもの。ほんと浮気者ねえ?
マカロンさんはふいっとまるで驚きかのようにそっぽを向く素振りをした
あなた
浮気っ?!
マーガレット・マカロン
マーガレット・マカロン
まあいいわ。今度あなたちゃん用の首輪でも買ってきてあげようかしら?
あなた
っえ...?!それは...勘弁してください...
マーガレット・マカロン
マーガレット・マカロン
ふふ、冗談よ♡でも...次にまた居なくなったらただじゃおかないから覚悟しときなさいよ。
あなた
ひぇ...肝に銘じときます...
マーガレット・マカロン
マーガレット・マカロン
わかったのならいいの♪


マカロンさんは私にニコッと笑いかけた

マーガレット・マカロン
マーガレット・マカロン
あら、あそこにいるのは...あなたのお友達達じゃないかしら?

あなた
あ、ほんとだ!


皆を呼ぼうとしたがこの格好のままだと恥ずかしい...

あなた
お、おろしてください...
マーガレット・マカロン
マーガレット・マカロン
あら、もういいの?


マカロンさんは屈み私をそっと下ろしてくれた



マカロンさんが私に触れる時はまるで割れ物を扱うような手つきだ



あなた
おーい!!みんなー!

マッシュ・バーンデット
マッシュ・バーンデット
あ、あなたのニックネームちゃん

マッシュ君がこちらを見て心做しかフワッと口元が緩む

ドット・バレット
ドット・バレット
おう!!あなたのニックネーム!!
フィン・エイムズ
フィン・エイムズ
あなたのニックネームちゃん!良い所に!
レモン・アーヴィン
レモン・アーヴィン
あなたのニックネームちゃんだ〜♡それに.....マカロンさんも...?!?!?!

レモンちゃんがマカロンさんに気づき、大きい目を更に大きくさせる

ドット・バレット
ドット・バレット
は?!?!うわ!!びっくりしたな...
フィン・エイムズ
フィン・エイムズ
え、あ、ええと...こんにちは...?
マッシュ・バーンデット
マッシュ・バーンデット
ちわっす
レモン・アーヴィン
レモン・アーヴィン
あの...マカロンさんはなぜここに...?
マーガレット・マカロン
マーガレット・マカロン
ちょっと色々あってね、この子を連れ出してきたの♪
フィン・エイムズ
フィン・エイムズ
そうなんですね...。
マーガレット・マカロン
マーガレット・マカロン
ええ、じゃあ私はそろそろ行くわね。じゃあね、あなたちゃん
あなた
は、はい!さようなら!

ニコッと笑顔を向けたマカロンさんは何処かに去っていった







ドット・バレット
ドット・バレット
うげ〜...やっぱ近くでみるとでっけえわ。
レモン・アーヴィン
レモン・アーヴィン
びっくりしました...
フィン・エイムズ
フィン・エイムズ
だね...あ、そうそう!あなたのニックネームちゃん!今からみんなでお出かけするんだけどよかったら一緒に行かない?

フィン君がニコニコとした顔で言う


まるで子犬のようでとても可愛い

あなた
いいの!?行きたい!
レモン・アーヴィン
レモン・アーヴィン
嬉しいです!!あなたちゃん、ホウキは持ってますか?
あなた
あ、持ってないや...
マッシュ・バーンデット
マッシュ・バーンデット
じゃあ僕のホウキに乗りなよ
あなた
え?!そんな悪いよ...!

マッシュ君と一緒に乗ったらレモンちゃん嫉妬しちゃわないかな...

レモン・アーヴィン
レモン・アーヴィン
マッシュ君優しい!!!!そんな所が好き!!!!

あ、別に良いみたい



だが、彼女の目の中にはマッシュ君でいっぱいになっている

あなた
マッシュ君と距離近くなっちゃうけど大丈夫...?

私はコソッととレモンちゃんに囁いた

レモン・アーヴィン
レモン・アーヴィン
全然!少し気になりますけどあなたちゃんなら大丈夫です!

でも羨ましいなぁと頬を赤らめるレモンちゃんに私は少しときめいてしまう


ドット・バレット
ドット・バレット
じゃ、速く行こうぜー!!
あなた
うん!行こ行こー!




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