第67話

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2021/05/05 07:55
試合後半第3Qからです

「後半第3Q開始ーーー!!」
「がんばれーー!!VORPAL SWORDS!!」

青峰「チッ」

「うわああ決まった!?なんだ今のパスは!?」
「一瞬でボールがフリーの選手に・・・まるで瞬間移動だ!!」


早川「なっ」


伊月「今のは一体」


黄瀬「ぐっ」
「予備動作がない・・・!?」
『人が速く動いたり大きな力を出したりしようとすればその直前必ず反動や勢いをつけるための動きが入るそれが予備動作だ高速スポーツの攻防は相手の動きを見てから反応するのでは遅いわずかな予備動作を見逃さずそれに反応しなければ間に合わないだがナッシュにはその予備動作が全くないベンチの私達にはかろうじて見えたけどマークしていた黄瀬はもちろん他の4人も全く見えていなかったはず』
日向「なっ・・・」
若松「ひるむな!!」
日向「決め返してやれ!!」
『ニヤッ相手の意表をつくパスなら・・・うちが専売特許だ』
火神「黒子!!おおお
がっ!?」


降旗「なっ黒子→火神の連携に追いついた・・・!?」


相田「そんな」
『やっぱり一筋縄ではいかないか・・・』
「カウンター!!3対3だ!!」
黄瀬「くそっ!!」
紫原「くっ」
「うわぁ決まったー!!直前のブロックといい・・・どうなってんだ!?シルバーの動きが一段と増してる!!」
紫原「くっそ」
「レフェリータイム!!」
緑間「紫原・・・!」
火神「(いよいよやべーぜ)」
『(くっそムカつく、なんで仲間が傷ついてる中私は見てることしかできねぇんだよ!)』
シルバー「《ふうーーナッシュのおかげで一気にやりやすくなったぜ思うぞんぶん暴れさせてもらうぜ覚悟しとけよクソ共全員残らずぶっ潰してやるよ》」
ナッシュ「《さすがにサルでももうわかったろう?お前らがあの手この手であがこうが俺がちょいとパスだしゃ終わりなんだよシルバーを止めようとすりゃあ他がとめられねぇ他を止めようとすりゃあシルバーがとめられねぇ要はサルの浅知恵なんざ役に立たねぇほど根本的に格が違うんだよよかったなぁ前半は希望が見えてた行けるかもとおもったろう?勝てるかもとおもったろう?うれしいぜそのために前半は抑えてプレイしてたんだからよここからは歯ぎしりしながら思うぞんぶん絶望してくれざまあみやがれサル共が!》」
「点差が一気に開き始めた」
「マジでダメなのか」
「キセキの世代達の力を合わせてもかてないのか?」
「頼むとめてくれ」
「この開き続ける点差を」
「誰か!」
『っ監督、少し席を、外します』
景虎「あ?・・・!?おう」
桃井「あなたちゃん・・・」
「チームVORPAL SWORDS選手交代です」
若松「ぐっ・・・やっと選手交代ってもっと前に何かてはなかったんすか!?」
高尾「そっすよ今出した赤司にしてももっと早く出せば赤司は自分以外もゾーンに入れることができるはずだアイツらが全員ゾーンに入ればもっとやれたんじゃ」
景虎「それはできねぇ」
高尾「そんななんで」

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