センラside
志麻の足をM字に開き、後孔にゆっくりと動くピストンバイブを押し付ける。
自白を強要するために過度な陵辱を繰り返す。
動きのスピードを強にしてさらに奥へと押し込んだ。
ビクビクビクッ!と体を思いっきり震わせて喉を晒して絶頂する志麻。
白目を向いて震えたまま志麻の拘束をとき、そっと抱き起こすと、そのままばたりと俺に倒れ込んできた。
ぺろぺろと猫のように俺の首を舐める志麻。その頭を撫でながらゆっくりゆっくりと下へとおろしていった。
彼の口の中に俺のを突っ込み、遠慮なく喉奥をついた。
足首を志麻の顔の元に倒して後孔に俺のを充てがう。
ビクビクと波打つ俺のモノ。
それと同時に志麻もビクリと震えてモノから白濁を吐き出した。
はぁはぁと肩で息をする志麻の頬をぺちぺちと叩き、意識を無理やり引き戻す。
服を着せてベットに座らせる。
志麻の脇に手を添えて抱き抱え、落ち着かせるためにそっと頭を撫でる。
思わず口にすると、志麻はギロリと俺を睨みつけてフラフラになりながら俺を突き飛ばした。
志麻が自分の服を掴んで叫んだ。
言いかけた言葉を遮るように志麻は俺の胸ぐらを掴んでくる。
バシン!
志麻が目にいっぱいの涙を溜めて怒鳴った。
ガチャリ
がくっ、と志麻が床に崩れ落ちた。
絶望したような、そんな顔で。
ボソボソとつぶやく志麻にそっと近づくと
急に大声で笑い出した志麻に怪訝な表情をみせる。
『志麻様、親父からお連れせよとのご命令です。ご無礼を。』
組員が志麻の腕を掴む。
彼は抵抗する素振りなく、それに応じた。
部屋に着くと、もう既にうらたはその場にいた。
ポツリ、とつぶやくうらたに1度目線を合わせ、親父が口を開いた。
組員は皆黙ったまま下を向いている。
この双子が赤子の頃から見ているのだ。情はあるだろうが、こいつらが起こしたことの後始末のせいで余計な手間がかかり、組員の命が危険に晒されたのも事実だ。
凛とした声が室内に響いた。
志麻が前に出て、親父の前で床に手を付き頭を下げた。
(親父は一体何を考えているんだ…?)
親父が志麻の横を通り過ぎ、うらたの前に立った。
『はい』
俺は志麻の肩を抱えて立ち上がらせる。
坂田は固まるうらたの腕を掴み外に連れ出そうとする。
志麻が俺の腕を振り払い、うらたの傍に来る。
睨みつける志麻に近づき、彼の首を、思いっきりたたく。
志麻を抱き抱え、立ち去る坂田とうらたをみおくる。
志麻side
目を覚ますと、見慣れた部屋だった。
ここは確か、兄様の…
センラが菓子をのせた盆を横に持ってくる。
俺の言うことを無視して菓子を差し出してくる。
俺はお茶のカップを取りセンラへかけた。
立ち上がろうとするとセンラが腕を掴み俺を押し倒す。
顔を逸らす俺の顎をつかみ固定する。
口付けをされ、センラにつくりあげられた体は意図せず反応してしまう。
そのままベットのシーツへと腕をおさえられ、抱きしめられた。
あぁ、兄様…
一体何があったの?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!