第28話

26話
372
2024/11/23 10:42 更新
山入  白誠(あきせ)
山入 白誠(あきせ)
は、は…?
山入  白誠(あきせ)
山入 白誠(あきせ)
狂ってる、自分?
白誠(狂化)
白誠(狂化)
ああそうだ。まあ、正確に言えば狂ってるお前というより…
白誠(狂化)
白誠(狂化)
お前の力の暴走故に生まれた裏人格だ
白誠(狂化)
白誠(狂化)
だから、俺はお前。だけど、俺はお前じゃない
山入  白誠(あきせ)
山入 白誠(あきせ)
なに、言ってるんだ?
白誠(狂化)
白誠(狂化)
…わからないのか?
白誠(狂化)
白誠(狂化)
どうみても話し方や性格が違うだろ?
白誠(狂化)
白誠(狂化)
俺らはお前らの悪の部分や裏の部分が具現化した存在
白誠(狂化)
白誠(狂化)
故に、俺はお前でありお前じゃないんだよ
山入  白誠(あきせ)
山入 白誠(あきせ)
で、俺はお前に願ったのか?
白誠(狂化)
白誠(狂化)
ああ。知りたいんだろ?
白誠(狂化)
白誠(狂化)
俺は全て見てたからな
白誠(狂化)
白誠(狂化)
教えてやる
紫原  鈴(すず)
紫原 鈴(すず)
……さて
紫原  鈴(すず)
紫原 鈴(すず)
…人が、近くにいる
紫原  鈴(すず)
紫原 鈴(すず)
まあ、鍵は内側から破壊してるから
紫原  鈴(すず)
紫原 鈴(すず)
どっちみち開けられないけど
紫原  鈴(すず)
紫原 鈴(すず)
これで…よかったの?
??
うん。上出来
紫原  鈴(すず)
紫原 鈴(すず)
私に、正体は教えてくれるんだよね?
??
うん。じゃあ、願って
??
私の姿が見たいって。私と、
会話がしたいって
紫原  鈴(すず)
紫原 鈴(すず)
紫原  鈴(すず)
紫原 鈴(すず)
おねがいします…姿を見せて…
会話を、してください
??
うん。いいよ
しゅるっ
紫原  鈴(すず)
紫原 鈴(すず)
っ⁈
鈴(魔化)
鈴(魔化)
こんばんは、暴走していない私
鈴(魔化)
鈴(魔化)
調子はどう?
紫原  鈴(すず)
紫原 鈴(すず)
暴走した…私?
鈴(魔化)
鈴(魔化)
そう。正確に言えば、暴走した時に君の人格が消えないようにするために作られた裏人格だね
鈴(魔化)
鈴(魔化)
よろしくっ!
紫原  鈴(すず)
紫原 鈴(すず)
え、あ、うん。よろしく…
鈴(魔化)
鈴(魔化)
さ〜あて!あの白髪の子は見事騙されて全てを忘れちゃった
鈴(魔化)
鈴(魔化)
幸いな事に、裏は消されてないけどね
紫原  鈴(すず)
紫原 鈴(すず)
貴方みたいなのが、他にもいるの?
鈴(魔化)
鈴(魔化)
うん。というより、朝から話してた九人全員にいるよ?
鈴(魔化)
鈴(魔化)
まだ関わりがないか、あるけど黙ってるかどっちかだね
紫原  鈴(すず)
紫原 鈴(すず)
そう…でも、教えてくれたのは感謝するよ
鈴(魔化)
鈴(魔化)
うん。その代わり、私らは脳内でずっと話しかけ続けるよ?
紫原  鈴(すず)
紫原 鈴(すず)
別にいいよ、それくらい
鈴(魔化)
鈴(魔化)
もう時間は迫ってるよ。ベランダに出て
紫原  鈴(すず)
紫原 鈴(すず)
ありがとう…もう5月でよかった
バタン(ベランダにでて扉を閉める)
紫原  鈴(すず)
紫原 鈴(すず)
はあ…まさか、部屋についてるスプリンクラーに睡眠ガスを混ぜて夜に発射するとか
紫原  鈴(すず)
紫原 鈴(すず)
教えてくれてありがとう
鈴(魔化)
鈴(魔化)
ふむ…
鈴(魔化)
鈴(魔化)
しっ!部屋の前に誰かいる
紫原  鈴(すず)
紫原 鈴(すず)
(こくり)
〜同時刻、別の部屋〜
森内  秋津(あきつ)
森内 秋津(あきつ)
森内  秋津(あきつ)
森内 秋津(あきつ)
(なあ…お前、突然出て来た割には手伝ってくれてるが、なんなんだ?)
秋津(裏)
秋津(裏)
…さあな
秋津(裏)
秋津(裏)
なんでお前ら九人にだけ声が聞こえるのかもわからんしな
秋津(裏)
秋津(裏)
姿はまあ、わかるんだけどな
森内  秋津(あきつ)
森内 秋津(あきつ)
(手伝ってくれるのに理由はないと?)
秋津(裏)
秋津(裏)
理由か…
秋津(裏)
秋津(裏)
お前の精神が壊れたら、俺だって壊れる
秋津(裏)
秋津(裏)
存在を保つため…ってのはあるかもな?
森内  秋津(あきつ)
森内 秋津(あきつ)
(そうか…)
シュ〜…
森内  秋津(あきつ)
森内 秋津(あきつ)
は?いきなり…なんだ…?
秋津(裏)
秋津(裏)
寝落ちしたくなきゃベランダに出な
森内  秋津(あきつ)
森内 秋津(あきつ)
あ、ああ…
バタン(扉が閉じる)
森内  秋津(あきつ)
森内 秋津(あきつ)
で、なんなんだよ、あれ
秋津(裏)
秋津(裏)
睡眠ガスだ。毎晩、お前らが深く眠るように搬出さてれたな
森内  秋津(あきつ)
森内 秋津(あきつ)
(毎晩、だと?)
秋津(裏)
秋津(裏)
ああ。その内に色々検査とかしてるんだ
秋津(裏)
秋津(裏)
まあ、今晩はもう逃げ出したから問題ないな
瑠綺(本能)
瑠綺(本能)
…こんばんは
秋津(裏)
秋津(裏)
うん?
森内  秋津(あきつ)
森内 秋津(あきつ)
は…?そいつ誰だ?
白浜  瑠綺(るき)
白浜 瑠綺(るき)
その…秋津さん
白浜  瑠綺(るき)
白浜 瑠綺(るき)
彼は、えっと…
瑠綺(本能)
瑠綺(本能)
僕ら、友達だから気にしないでいいよ?
秋津(裏)
秋津(裏)
そうだな。暴走して出来た人格同士仲良くしてるな
森内  秋津(あきつ)
森内 秋津(あきつ)
そ、そうなのか
白浜  瑠綺(るき)
白浜 瑠綺(るき)
所で、秋津さんもあのスプリンクラーの作動を見て逃げたんですよね?
森内  秋津(あきつ)
森内 秋津(あきつ)
しっ、誰か窓辺にいるぞ
瑠綺(本能)
瑠綺(本能)
医者
はて…確かに部屋に入ったはずなのに
医者
何処に行ったんだ…?
森内  秋津(あきつ)
森内 秋津(あきつ)
(医者か?だとしたら…)
秋津(裏)
秋津(裏)
まあ待て。どうせ見つからんよ
医者
仕方ない…
医者
はあ…今日の計測は二人だけか
森内  秋津(あきつ)
森内 秋津(あきつ)
(二人…?)
瑠綺(本能)
瑠綺(本能)
ああ。葉月と七瀬だね
森内  秋津(あきつ)
森内 秋津(あきつ)
(知ってるのか)
秋津(裏)
秋津(裏)
ずっとお前らと一緒に暮らしてたからな
森内  秋津(あきつ)
森内 秋津(あきつ)
(待てよ。じゃあ、他の奴らは逃げたってことか?)
秋津(裏)
秋津(裏)
そうだ。まあ、ベランダを頑張って経由すれば他の部屋にも行けるぞ
森内  秋津(あきつ)
森内 秋津(あきつ)
(感謝するよ)
白浜  瑠綺(るき)
白浜 瑠綺(るき)
(え?待ってください、行くんですか?)
森内  秋津(あきつ)
森内 秋津(あきつ)
……ん?
森内  秋津(あきつ)
森内 秋津(あきつ)
(え?あれ?なんでテレパシー?)
秋津(裏)
秋津(裏)
俺らと話してる時だけの特権だ
森内  秋津(あきつ)
森内 秋津(あきつ)
(そうですかい…)
秋津(裏)
秋津(裏)
他の部屋に行くか?
森内  秋津(あきつ)
森内 秋津(あきつ)
(心配だしな。見に行く)

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