第8話

焼肉記念日
417
2021/11/06 04:59 更新
仲野たいが
仲野たいが
いらっしゃいま、
仲野たいが
仲野たいが
は?
私
太賀!
私
ここで働いているの?
仲野たいが
仲野たいが
ここ俺んち!
仲野たいが
仲野たいが
え何このメンツ?
杉野遥亮
杉野遥亮
はじめまして、よく話は聞いてます
仲野たいが
仲野たいが
こちらこそ話聞いてます
坂口健太郎
坂口健太郎
はじめまして
仲野たいが
仲野たいが
初めて見ました。はじめまして
仲野たいが
仲野たいが
おい、なな、これはどういうことだ?
森七菜
森七菜
まぁまぁ
森七菜
森七菜
なんかこの塩顔のイケメンがお坊ちゃんみたいで、このお坊ちゃんとあなたの初めての焼肉記念日です
私
これが焼肉やさん
仲野たいが
仲野たいが
え、何初めてなの?
私
うん!自分で焼くんでしょ!
坂口健太郎
坂口健太郎
えっ、シェフが焼くんじゃないの?
森七菜
森七菜
ちーがーう!自分が焼くの!
仲野たいが
仲野たいが
まじかよ
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仲野たいが
仲野たいが
こちらメニューになります
坂口健太郎
坂口健太郎
え、サーローインとかはないの?
森七菜
森七菜
あのね!お坊ちゃん!
森七菜
森七菜
ここは庶民の焼肉屋なの
森七菜
森七菜
一緒にしないで!
仲野たいが
仲野たいが
誰が庶民だ
杉野遥亮
杉野遥亮
じゃあ坂口の奢りってことで
杉野遥亮
杉野遥亮
じゃんじゃん食べよう!
私
うん!
森七菜
森七菜
わーーい!
坂口健太郎
坂口健太郎
まぁこの値段なら
仲野たいが
仲野たいが
何、安いってか?
坂口健太郎
坂口健太郎
全部頼んだとしても
坂口健太郎
坂口健太郎
俺の朝食よりも安そうだし
仲野たいが
仲野たいが
憎たらしいお坊ちゃんだな
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私
あーおなかいっぱい!
こんなに焼肉が美味しいものとは思わなかった。
幸せだった。
何よりもみんなでご飯を食べるということが
幸せだった。
前の家では長いテーブルに1人だったから。
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森七菜
森七菜
お坊ちゃんご馳走様でした
森七菜
森七菜
じゃあバイバイ!
ななは車から降りて家に変える
私
ばいばーい
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森家
<なな、またあの桜宮の人たちと?>
森七菜
森七菜
そうだけどー
<もうあの方達と関わるのはやめなさい>
森七菜
森七菜
は?なんで?
<たとえ倒産とは言っても>
<身分が違いすぎるのよ>
<ななが関わってるせいで>
<お母さんは、なんか賄賂でもしたんだ、なんか企んでるんだって周りから言われてるのよ>
森七菜
森七菜
は?私には関係ないじゃん
森七菜
森七菜
私は別に桜宮って言うのは関係なく
森七菜
森七菜
ただ、あなたと友達なんだよ
<まずいいから関わるのやめなさい>
森七菜
森七菜
むーりー
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仲野たいが
仲野たいが
はーもうかったな今日
<儲かったが>
<あれって倒産したが桜宮の家の子だろ>
<その子が転校してきたお嬢様ってわけか>
<てっきり普通のお嬢様だと思ったら、
大企業SAKURAグループの子か>
仲野たいが
仲野たいが
まぁそうだけど、それが?
<しかも隣にいたのは坂口不動産の御曹司じゃないか>
仲野たいが
仲野たいが
え!!!あいつそんなやつだったの!
仲野たいが
仲野たいが
やべー話し方間違ったー
<太賀、関わるのはやめなさい>
仲野たいが
仲野たいが
は?なんで?
<いくらなんでも身分が違いすぎる>
仲野たいが
仲野たいが
いや身分とか関係ないし
<親のみにもなれ>
仲野たいが
仲野たいが
は?意味わかんね、
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私
健太郎、今日はありがとう
私
それと私、やっぱ
坂口健太郎
坂口健太郎
ごめん
坂口健太郎
坂口健太郎
俺が無神経だった
坂口健太郎
坂口健太郎
あんな楽しそうにしてるあなたみたの初めて
坂口健太郎
坂口健太郎
だから前の話はなし、
私
えっ
坂口健太郎
坂口健太郎
だって今あなた幸せそうなんだもん
私
う、うん!!!
坂口健太郎
坂口健太郎
でも俺婚約は諦めてないから
坂口健太郎
坂口健太郎
つぎはきちんとした意味で迎えに来るよ
私
それはどういう?
坂口健太郎
坂口健太郎
じゃあね
健太郎は私の質問に答えず迎えに来た車で帰っていく
杉野遥亮
杉野遥亮
じゃあ俺らも中に入るか
そう言ってアパートの扉を開ける





私たちはこの時は知らなかった。
また坂口に振り回されることも、
この後また色々起こってしまうことも、

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