あー、ほんとに恥ずかし。
鏡にうつる自分を見つめる。
さっき僕変な顔してないよね?
水で顔を洗ってタオルで顔をふく。
◇
またクシャミ出そう。
てゆーか、まじで申し訳ない気持ち。
心地よい快眠を妨げてしまった。
まぁこっちも仕事だから、うん。
え、でも、、。
寝起き不機嫌な人とかだったらどうしよう。
今もしかしたら
「まじダルいんですけど。」
とか言ってたりして、、?
いやさすがにないか。
叶サン優しいし。
なんか恥ずかしがってたし。
今頃、あーん恥ずかしーとか言って悶え苦しんでんだろうな。
気まずい。
気まずすぎる。
へにゃあと笑った。
ん〜、やっぱり顔が良い。
凄いニコニコしてる。
可愛いけど。
え、なんか、どうすればいい???
俺も精一杯の笑顔を向ける。
そして掃除を終わらせ挨拶をして玄関から出て行く。
しばらく歩いてから前髪のピンを取り外した。
頭をかきながらゆっくりとその場にしゃがみこむ。
イケメンすぎる。
顔くっそ熱い。
◇
なんてことを考えていると葛葉がやってきた。
顔ウザ。













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。