第29話

twentyeight
89
2026/05/06 21:38 更新
B国総統が来た日
情報部隊室
ut
ロボロ
rb
鬱先生、どうすんねやこの状況
ut
わからん、グルちゃん達に任せるしかないやろ
rb
、、総統は俺らのこと捨てたりしぃひんよな
ut
、、もし仮に我々国が崩壊したとしてお前はどーすんねん
rb
俺か、?、、







ut
、、まぁすぐはでんよな
ut
俺は今から健康鯖の大聖堂に行ってくる、
rb
、!
ut
少し前にシッマから連絡があったんや
ut
なぜか同盟が破棄されて追放されたんだと、劣悪な環境に今はいる
ut
だから話に行く、大聖堂におるともさんと話すために
rb
わかった
パタン
rb
俺も、動いた方がええんかな
カチャ ピー ピー
rb
あ、こんな昼間から申し訳ありません、少しお話よろしいですか?
rb
───さん
現在
tn
全員揃ったな
tn
誓約書は全員分ある、それぞれどうするかを、、
zm
それに同意したら我々国は我々国やなくなるやん
sho
俺らが築いてきたもんもなくなるんやろ、
kn
それでも国が残るんなら俺は残るで
幹部たちは最初こそ熱の篭った議論をしていたが
仲間と国どちらを取るか決められずに沈黙が続いた


ギィー
円卓を囲んだ幹部13人の沈黙は、鬱先生が椅子を引く乾いた音によって破られた。
ut
、、シャオロン悪いけど俺が新しい所へ行くにはお前が必要なんや、ついてきてくれるか?
sho
当たり前やん、誰に口聞いてんねん、、
二人は誰よりも早く立ち上がり、迷いのない足取りで扉へと向かう。この二人が最初の一歩を踏み出したことで、張り詰めていた糸が次々と切れていった。

ガタンッ

その後に続いたのは、ショッピだった。
ボロボロの軍服で座り込むコネシマの胸ぐらを掴み拳を震わせる。吹っ切れたはずだった。
2024年2月に一人で前を向くと決めたはずなのに、目の前の男が「檻の中でいい」と口にした瞬間、抑えていた感情が溢れ出した。
shp
コネシマさん。あんたは任務に行く時も黙って消えて戻ってきたらこれですか、?あんたを待ってた1年間ワイが何を見てたかあんたには一生分からんでしょうねっ
視界が急激に滲み、大粒の涙が零れ落ちた
shp
クソ先輩っ、、!
喉から絞り出した罵倒と共にショッピは掴んでいた手を乱暴に突き放し袖で顔を拭いながら
鬱先生たちの後を追った。

ガタッ
zm
ロボロ、
rb
ゾム、行きたいんやろ?
rb
自分の選択をしいや
zm
つ、、
rb
俺は行きたい所へ行くで
rb
すぐ会えるかもしらんし、会えやんかもしれん、やけどゾムは別れたりするん?
zm
な訳ないやろっ!大丈夫や、
zm
大好きやで、ロボロ
zm
いままでもこれから先も
2人は抱擁を交わしゾムは大先生に、ロボロは違う国へ歩むために扉へ歩いていった
zm
エミさん、
em
、、チーノくんも行きませんか?
ci
俺は、まだみんなについていけるほどの実力がないです。もっと一人で力を着けるまでは、、
em
分かりました、何時でも待ってますからね


カツンッ
gr
!、、
トントンは右耳のピアスを外して机に置いた
gr
トン氏、、
tn
愛しとったでグルさん
tn
でも俺が守りたかったんはあんたの作った我々国であって、B国に作られたあんたやないわ
過去形で綴られた決別を置き去りに、トントンもまた
鬱先生の後ろを追った
ut
、、
扉の直前で、鬱先生がふと足を止め、最後に残った新人を振り返った
ut
レパはどうする? 一緒に来るか?
レパロウは、自分を推薦してくれたチーノと、去りゆく先輩たちの背中を交互に見つめ、真っ直ぐに答えた
rp
俺もチーノさんと同じです。まだ皆さんと一緒に居るには実力が足りません。だから一人で行きます。自分を鍛え直すために
ut
そうか
13人の主役が揃った会議室から、一人、また一人と「我々国」の肩書きが消えていく。
残されたのは、数人と静まり返った部屋と、机の上に残された一つのピアス。
去りゆく9人の足音と、それぞれの道へ散る者たちの決意が、崩壊した国の廊下に冷たく響き渡っていた。





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