第28話

twentyseven
83
2026/05/05 20:16 更新
tn
チーノ、レパ行くで
ci
はーい!
トントン、チーノ、レパロウの三人が
B国との直接交渉のため国境を越えた
我々国 外堀の門
隊員
!、、もっ申し訳ありませんが入国証明書はお持ちですか、?
B国総統
、、
os
ピッ  通すめぅ
隊員
ピッ  オスマン様!?はっはい!
隊員
ど、どうぞお入りください
我々国の門は開かれた
現れたのはB国の軍旗を掲げた黒塗りの車列だが、
その旗に描かれていたのは、我々国の古い紋章を
より毒々しく、より完璧に磨き上げたものだった。
B国総統
、、
彼からは侵略者の威圧感はなく、聖地を拝む狂信者のような陶酔を瞳に宿して総統室へと足を踏み入れた


総統室
gr
やぁ、よくここまで足を運んだぞ
os
こちらお茶めぅ
B国総統
あぁ、すまないなわざわざ






B国総統
グルッペン総統。我々はあなたの『我々国』という作品に、これ以上ない敬意を抱いている
総統室の机に広げられた併合案は、一見すれば我々国にとって驚くほど有利なものだった。国名、軍旗、組織名、そして幹部の役職はすべて据え置き。B国側がその配下として入り、実務を全面的に支えるという内容だ。
 だが、その条項の隅々には、狡猾な牙が隠されていた。地位と名誉、そして「我々国」という名前は保証する。しかし、軍の運営資金や幹部たちの報酬といった実利に関する記載はどこにもない。それは、彼らを豪華な装飾の施された「生きた剥製」として、B国の管理下で飼い殺すという宣告に他ならなかった。
gr
なるほど、一度解体し君たちの手で作り直すというわけか
その背後にいるひとらんらんとオスマンは、何も言わずに総統の影に溶け込んでいる。
数日後
B国での交渉が「相手の不在」という不自然な形で空振りに終わり、焦燥と共に帰国したトントン、チーノ、レパロウは、正門に掲げられた見慣れぬ軍旗に息を呑んだ
tn
っ、は?
tn
なんやこれ、何が起きてるんや、?
ドタドタと足音を鳴らし総統室へ足を運んだ
そこにはB国の総統たちを前に、
冷淡な笑みを浮かべるグルッペンがいた。






提示された併合案の全貌を知ったトントンの顔から、血の気が引いていく
tn
グルさん正気なんか!?名前だけ残して中身を全部売るってことやぞ! 現場の奴らの給料も、生活も、何も保証されとらんやないか!
gr
トン氏落ち着くんだ、我々の名が残る、、
それだけで十分だと思わないか?
gr
、、ひとらんらん、コネシマを呼び戻すんだぞ
その命令は、B国の手回しによって即座に実行された。
2023年6月より長らく生死不明に近い過酷な任務に就かされていた男、コネシマの強制帰還だ。


数日後

ガチャ
tn
シッマ、、
そこに立っていたのは一年以上の空白を経て
埃にまみれボロボロの軍服を纏ったコネシマだった。


15人の主役の内13人が戻った。
だがそれは、再会の喜びではなく、B国が望む「完成」
への最後のピースが揃ってしまったことを意味していた





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