第11話

ある日
62
2026/02/18 11:39 更新
ある日、あなたが高熱を出した。
あなた
……うっわ、最悪〜…
鳴海弦
大丈夫か?
あなた
、はい、まぁ何とか
それから数日しても、熱が下がらなかった。


おそらくナンバーズ使用の副作用だろう


その後高熱により少しの間入院。
あなた
…大ごとになったな
人は偶に熱を出す。


熱を出すのは多大なエネルギーを要する。



つまり、超!疲れる!
鳴海弦
あなた……
あなた
…………
鳴海弦
あなた?
耳を澄ませると、あなたの寝息が聞こえる。


良かった、寝ているのだ。




鳴海は隊長。ゲームばっかりしていたのに、最近はずっとあなたのそばに居る。


離れたら居なくなりそうな気がして、不安でならないのだ。


あなた
……鳴海隊長
鳴海弦
おはようあなた
鳴海弦
随分不健康な身体になったな
あなた
……すみません、でも訓練したらまた動けるようになります
あなた
今9号が来たら最悪ですからね、さっさと治します
それから1週間ほど入院した後、熱が下がってきたので退院した。
鳴海弦
大丈夫か?
あなた
大丈夫です
あなた
……たぶん
長谷川
戻ったか、調子はどうだ?
あなた
すまん長谷川。迷惑かけた
長谷川
無理するなよ、お前か欠けると日本、いや世界の危機だ
あなた
……わかってる、
その日の夜からあなたはずっと訓練をしていた。


歩くのもままならない身体で。


ある時、いい加減心配なので鳴海が訓練場に様子を見に来た。
鳴海弦
おいあなた、無理をするな
鳴海弦
退院してまだ3日……
鳴海弦
あなた?
そこには、専用武器の大鎌を片手に倒れているあなたの姿があった。
鳴海弦
あなた、?!
その後、どれほどの事態かも分からないので、最短の防衛隊の医療班へ。



結果、脳震盪との事。



原因は、そもそも退院3日で動いていいわけが無いだろう、と。




フラフラの身体で訓練なんてしたために、頭を打って脳震盪……



だが、医療班によるともうすぐ目を覚ますだろう、との事だ。






……この1件から、鳴海はあなたから離れないことを誓った。




もうダメだコイツ、と思ったのだ。



立場が逆転してしまった。



__俺のことを覚えていないのに、ずっと近くに居座られるのは嫌かもしれない。


でも。




もし、怪獣討伐時に同じことが起こったら?



功さんのように9号に狙われたら?



功さんの記憶が読み取られるということは、あなたのゼロの力も伝わってしまった。



というか、本人の前で1度使っている。狙われる恐れは十分すぎるほどある。



俺が助ける、1人にさせない。




固く決意した鳴海であった。
数刻後……
あなた
……あれ、私……
あなた
……鳴海

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